2021/05/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「炭酸で歯が溶けるのか」先日、患者さんからのご質問です。
歯は酸性度が高ければ、溶ける場合があります。
ただ、口腔内の唾液により、酸性度を中和することができるため、弱酸性であれば歯が溶けるという心配はないと思います。
歯が溶ける酸性度はPH5.5以下と言われています。酸性が高いものを長時間口に含む時は注意が必要です。
ちなみに紅茶がPH5.5くらい、コーラがPH2.2くらいです。
また無糖の炭酸水の酸性度は水道水より少し強い程度なので、毎日飲んでいたとしても過度に心配する必要はなさそうです。
一方でフレーバー付きのものは、人工甘味料、砂糖、香料、酸味料、保存料など添加物が含まれています。
これらのフレーバー付きのものは酸性度が無糖のものより強いと言われているので、日常的に飲んでいる場合は要注意です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
炭酸飲料の飲みすぎは上記の理由から本当に危険ですね。
これから、暑くなるにしたがって、そういう可能性のある人が増えてきます。
いわゆる酸蝕症というものです。
日常的に炭酸飲料をよく飲まれる方は注意しましょうね。