2021/05/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯石とはプラークが固まった(石灰化した)ものです。
下の前歯の裏側は一番歯石が付着しやすい部位なのでそちらに歯石が付着している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歯石のつき方は人それぞれなので3ヶ月おきのメインテナンスで多く歯石が付着している方もいればほとんど付着していない方もいらっしゃいます。
ご自身の歯石の付着状態を一度鏡で確認してみてください。
歯石はプラークと違って、歯ブラシで落とすことができません。
また、歯石の表面はザラザラとしていてプラークがつきやすい状態になっています。
そのプラークが石灰化するとまた歯石となり悪循環に陥ってしまい、虫歯の原因となってしまう場合もあります。
歯石は歯科医院での歯石取りで除去することができるので定期的に歯科医院に通っていただくことをお勧めしています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石は歯に付着したプラークが石灰化したものです。
この歯石は、死んだ細菌の塊のようなものでこれ自体には病原性はないのですが、これを足場として活動性の高い新しいプラークが上積みされていきます。
そのため、あっていいことはないのですね。
一生懸命に歯磨きをしていても、なかなかこのプラークを完全に除去するのは難しく、歯石になると歯磨きでは除去は不能となってしまいます。
できるだけ3ヶ月に1回は定期健診に来ていただき、その際に歯科衛生士によるプロフェッショナル・クリーニングも受けていただけたらと思います。