2021/06/10
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
6月4日は虫歯の日ということで、6月1日から口腔衛生週間です。
なので今回は歯の神経をことをお話ししたいと思います。
一般的に「歯の神経」と呼ばる歯の内部の痛みの感覚を生み出す部分は、「歯髄」といわれているところです。
通常、神経を抜くということはこの中心部の歯髄を取り除くことです。
歯髄は単に痛みを感じる神経線維ではなく、極細の血管が走っていて、動脈や静脈も存在している組織です。
その血管を利用して歯に栄養を送る働きをします。また。虫歯の細菌が歯の内部に侵入しようとするのを防御する働きもあります。
意外と歯の神経のことを知らない方が多いので、この機会に頭に入れてもらえると幸いです。
わからないことがありましたら、いつでもご質問ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では口腔衛生週間ということで、歯に関わることのクイズを出題しております。
その際に歯の神経、いわゆる歯髄に絡んだクイズもあるのですが、僕らの予想に反して結構、歯に神経はないと思っている方がいるようですね。。。
実は歯には血管も神経も通っているのですね。。。
それを歯髄と言います。
虫歯があまりにも深い場合、痛みが強く出た際はこの歯髄にばい菌が感染してしまい、歯髄炎になっている場合が多いです。
そうなると、麻酔をかけてこの歯髄を除去することが一般的です。
これを除去すると、歯自体は存在していますが、その後、長期的に見ると歯が割れやすいとか変色しやすいデメリットを抱えてしまいます。
ですから、本来はこのような処置はしたくないのが本音です。
是非、そうならないように予防に励んでいきましょうね。