2021/07/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を磨いてもなかなか一度、歯周病になると治らないのは確かですね。
歯周病は慢性疾患であるので、医科でいう糖尿病や高血圧、心疾患などと同じ分類になります。
この慢性疾患というのは、かなり厄介です。
その最たる理由は自覚症状に乏しいです。
それこそ痛みや、腫れ、発赤などが出るとそれは急性化したものと考えられます。
この慢性疾患の治療は、先ずは生活習慣の改善を必要とします。
それは、規則正しい生活と、食事、運動習慣、十分な睡眠などですね。
歯周病であれば、口腔衛生状態の管理ということになりますね。
口腔衛生はセルフで行うことは一番大切ではありますが、それだけでは、上手くいかないのが現状です。
特に歯周病をお持ちの方は、その程度にはよりますが、3ヶ月に1回は定期健診をして歯茎が安定しているかを確認させていただき、その際に、もし磨き残しがあるようならば指摘させていただきブラッシングの確認をいたします。
そして、歯茎のお掃除をさせていただき状態が良ければ、維持できるように指導させてください。
当院の院長は入れ歯診療を得意としてはおりますが、極力、入れ歯を長持ちさせるために一生懸命であります。
院長は「歯を抜かなければ、入れ歯を作り替える必要はないことが多い。」と常々、言っております。
実際に、入れ歯が入っていて残存歯が少なく、その歯が歯周病であったとしても、この定期健診にきちんと来ていただいている方は、歯を抜くようなことはほとんどなく、入れ歯も長持ちしております。
ですから、その旨を理解し、定期健診、クリーニングに来ていただけたらと思います。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病が歯を抜く原因の第一位に挙げられています。
特に日本人の成人は、8割ぐらいの人が程度の差こそあれ、歯周病になっていると言われています。
この歯周病はよく知られていたとしても、実際のケアはどうしたらいいのか解らないという話をよく聞きます。
これについては、実際に歯科医院に行っていただきよく話を聞いていただきたいと思います。
自分一人のケアで、治そうと頑張る人がいますが、その頑張り方が間違っていると良い方向には行きませんからね。
適切な努力をして、歯周病を克服しましょうね。