2021/07/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
舌についた白い汚れ、頑張って取ろうとするのはやめましょう!
朝晩、舌をゴシゴシ磨いてるのに、舌についた汚れが取れないのでどうしたらいいかと言う方が何人かいらっしゃいました。
たしかに舌についた白い汚れ、気になりますよね!
その白い汚れは舌の細胞が角化したものと言われ、舌苔(ぜったい)と言われています。
お口が乾燥していたり、胃の不調、口腔内が不衛生の時など、より目立ち、また、細菌がたまりやすく、細菌が増えると口臭の原因にもなってしまいます。
ですが、頻繁に舌をゴシゴシと磨くのはオススメしません。
気になるからと磨き過ぎると舌を傷つけ、口臭の原因や、味を感じる味蕾を傷つけてしまうためです。
そのため、1日一回朝に優しく舌磨きをすることをオススメします。
その際にはしっかりと口腔内を潤わせ、汚れを浮かし上がらせてお掃除すると効果的です。
完璧に舌苔を取り除くことは難しいですが、毎日続けることで、少しだけ薄くすることは可能だと思いますよ!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 H.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
舌の正常な色というのはピンクの舌に薄い膜のような白いものが付着しているのが正常な状態です。
中には、この白く薄い膜を完全に取ろうとして、一生懸命に舌ブラシで取ろうとする人がいます。
それこそ、舌が真っ赤になって腫れあがってしまうぐらいに。。。
その方は、口臭が気になるようで、そのようにしているようですが、それでは逆に口腔内の炎症を作ってしまう事になり、それによりさらに臭いを発するようになってしまい本末転倒です。
もちろん、軽めに舌苔を取ることは口臭予防には良いことですが、やりすぎには本当に気を付けてくださいね。