2021/09/13
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
治療をしていると、これはどうしたって抜くしかない…ということはありますし、これは抜かなくても治療で保存できそうだ!ということもあります。
ただしこちらの視点からみたことなので、患者さんの症状や、気持ちの部分でなかなか折り合いがつかない場合があります。
歯周病が進んでしまったり、歯の根っこが折れたりと歯を抜かなければならない理由は様々です。
しかしもう抜くしかない状況であっても、患者様からすれば大事な自分の歯です。
どうして抜く必要があるのか、なぜ残しておいてはいけないのか、ということをよくご説明させていただいてから抜歯に移らせてもらっています。
しかしながら、やっぱり抜きたくない方はいらっしゃいます。もちろん皆様からの了承がないと抜くことはしませんし、何とか残す方向であれば炎症をとったり、対症療法で残す場合があります。痛んだり腫れるリスクが伴いますが、それでも自分の歯を残したいという希望になるべく沿いたいと思っています。
治療のゴールが明確な方がいれば、なかなか定まらない方もいらっしゃいます。
その中でしっかりお話をさせていただいて、なるべく患者様と私たちが同じ方向を向いて治療を進めていければと思います。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では、かなりインフォームドコンセントに注意を払っているつもりです。
何か処置をする前に説明するのを怠ることはありません。
特に抜歯を要する歯は慎重にします。
僕たちサイドから診て抜歯が必要だとしても、患者さんはまだ抜きたくないと希望を言う方もいます。
もちろん患者さんの希望を叶えたいと思いますが、保存していてもまた痛みを起こすようならば、残す意味はないとは思いますが。。。
その旨も含めて、説明をしっかりさせていただきたいと思います。
(親知らず等の抜歯に関しては、難しい歯の場合大学病院を紹介させていただくことがあります)