2022/04/11
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯がしみる原因の一つに「くさび状欠損」というものがあります。
歯と歯茎の境目に位置する「歯頚部(しけいぶ)」で歯質の欠損が生じた状態です。くさび状にえぐれたような欠損が生じることから、この名前が付けられています。
くさび状欠損は、強いブラッシング圧や研磨剤によって歯が削れてしまうことが主な原因です。
また、歯ぎしりや食いしばり、強い咬合力なども原因になることがあります。
治療は、お薬の塗布や、コンポジットレジンというプラスチックの材料で修復する方法があります。
くさび状欠損はむし歯と異なり、どちらかというと歯磨きを頑張り過ぎてしまう人に起こりやすい病気です。
対処療法になりますので、ブラッシング等根本的な原因を改善する必要があります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
楔上欠損という、歯と歯茎の境目の歯質がえぐれてしまうことがあります。
主にブラッシング時の強い圧力と横磨きが原因です。
他の要因としては、歯ぎしりや噛みしめです。
気になる場合は、プラスチックなどで埋めることができますが、まずはブラッシングの力加減と強い横磨きに注意していきましょう。