2022/04/24
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯と歯茎(歯肉)の隙間(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらに歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気です。
歯茎で炎症が起きた状態の事を、歯肉炎と言います。
この状態でプラークを除去できると改善する事がありまが、歯肉炎が進行すると改善は難しくなります。
上手くプラークを除去できるかで歯周病の進行は変わります。
ご自分のケア方法の確認のためにも、歯科医院で定期健診をしてみてはいかがでしょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯と歯茎の隙間から侵入した細菌の塊が歯肉に炎症を引き起こすと、まず歯肉炎になります。
この歯肉炎は単純に歯肉のみの腫れですので、この段階で歯周ポケット内の清掃と歯磨きをしっかりやって維持できれば治ると言われています。
でも、歯肉だけに限らず、歯槽骨、歯根膜、セメント質という他の歯周組織まで影響を及ぼすと歯周炎になります。
この2つの病気を合わせて歯周病というのですね。(つまり、歯肉炎より歯周炎の方が状況ははるかに悪いです。)
歯周病と診断されたら、しっかり治療するのはもちろん、治療して安定したら定期健診で再発や進行を防止しましょう。