いわゆる歯周病は歯肉炎と歯周炎があります。

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いわゆる歯周病は歯肉炎と歯周炎があります。


新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。
2つの違いについてお話しします。
 
歯周病の原因は、主にプラークです。プラークは、長い間歯周ポケットに付着していると、石になって歯ブラシでは取れなくなります。これが歯石です。
プラークや歯石は細菌の固まりなので、歯肉に炎症を起こさせます。
歯肉が炎症で腫れてしまう事を歯肉炎といいます。
 
歯肉炎の段階なら、ブラッシングと歯石除去で改善します。
歯肉炎の炎症がさらに進むと、歯周ポケットが深くなって骨が吸収してしまいます。歯周ポケットの深さは正常で1~2mmですが、深くなると歯ブラシの毛先も届かなくなります。歯周ポケットが4mm以上あり骨の吸収がある状態を歯周炎といいます。
 
なくなってしまった骨は、ほぼ元には戻りません。これ以上進行しないようにプラークや歯石を取り、歯肉の腫れを抑え、歯周ポケットにプラークが入り難くなるよう、ポケットを引き締める必要があります。
歯周病は比較的痛みなく進行しますので、毎日の口腔清掃と定期的な検査と歯石取りが重要です。
 

(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)

 
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病は厳密にいうと上記のように2つありますね。
いずれにしても原因はプラークといわれる細菌の塊です。
日常のブラッシングは大切ですが、定期的に歯科医院で健診を受け、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受けることをお勧めします。