2022/09/30
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
小学校に入る頃(5~6歳)になると20本の乳歯列の後ろに、永久歯の中で一番大きく、噛む力が最も強い第一大臼歯(6歳頃に生えてくるので6歳臼歯ともいいます)が生えてきます。
第一大臼歯は別名歯の王様とも呼ばれ、歯並びや噛み合わせの基本となる永久歯の中で一番大きく臼(うす)の形をしていて、食物を噛む力が一番強い歯です。
一方で、この第一大臼歯は虫歯になりやすい歯でもあります。
なぜなら、完全に生えるまでに時間がかかるので、その間は歯の上に歯肉が被さっていて歯ブラシが届かないため、清掃が不充分になりやすいといえます。
また、歯の噛む面の溝が深くて複雑なので、食べかすが溜まりやすくなります。
第一大臼歯を虫歯から守るためには、正しいブラッシングとフッ素塗布が有効です。
第一大臼歯が生えてきたらご相談くださいね!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
小学1年生ぐらいになると第一大臼歯が生えてきます。
いわゆる6歳臼歯というものですね。
この頃は、まだ幼弱永久歯といって凹凸もしっかりしていてその凹み部分にプラークが溜まりやすいものです。
また、組織的にもエナメル質が弱く虫歯になりやすい傾向にあります。
この歯は永久歯ですし、替えは利きません。
できるだけ虫歯にならないように親御さんの方でもケアをしてあげましょう。
日常の歯磨きで、夜寝る前には親御さんの方で仕上げ磨きをしてあげることが大切です。
そして、歯科医院で定期健診をしてその際にフッ素塗布やシーラント処置をしてあげると虫歯予防に繋がると考えますよ。