2023/06/08
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病の治療で、歯周病の検査をして歯石取りをします。
歯石には、歯肉の上にある縁上歯石と、歯肉の下にある縁下歯石つまり、歯周ポケットの中にある歯石の2種類の歯石があります。
歯肉の上にある縁上歯石は、比較的軟らかいので、取りやすいのです。
縁下歯石は、沈着の時間も長く、血液などが混ざり硬い歯石です。
まずは、歯肉縁上の歯石をとり、もう1度歯周病の検査をして、歯周ポケット内の縁下歯石を取ります。
縁下歯石を除去する場合、数本ずつ除去していきます。
歯周ポケットが深い時は麻酔をしてする事もあります。
歯周ポケット内の歯石をとりきるには、何回かに分けて行います。頑張って通院をお願いします。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石と一言で言っても、実は縁上歯石と縁下歯石といって二つに分かれます。
縁上歯石というのは歯肉縁上にあるので取れているかどうかは確認しやすいものです。
ところが、縁下歯石は歯肉縁下にあるので目で見てもなかなか解りません。
そのため、探針という器具をしようして確認しています。
目で見えにくく、硬いものなので結構取り切るのが大変ではありますね。
歯石取りに何回も通うのは嫌だという意見はよく聞きます。
でも、これを放置していたら歯周病はさらに悪化してしまうのですね。
その旨はご理解の上、頑張っていただけたらと思います。