2023/06/09
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯がすりへる事を咬耗症と言いますが、聞いた事はありますか?
歯が互いにこすり合ってできるので、誰にでも自然に咬耗はできるものですが、一般的にはほとんど目立ちません。
一般的に食事中に歯を合わせている時間は、1日平均20分位と言われています。
それ以外に歯を合わせている時はいつだろう?となりますが、無意識、就寝時の歯ぎしりを強くする場合です。
かかる力は、自分の体重分位と言われていますから、その力で長い時間をかけて歯が削れていきます。
咬耗は、痛みやしみたりしなければ、知らないうちに起こっていて、歯科医院で言われて気づく事もあると思います。
防止する方法としては、ナイトガードと言ってマウスピースを、就寝時に装着して、歯と歯が合わさらない様にします。
また、自覚症状がない場合は、治療を行わず様子を見ていただくことが、ほとんどです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
咬耗がひどくて歯がすり減っている人は少なくないですね。
過度な咬合力により、歯が嚙み合うことで擦れてしまい咬耗するわけですが、日中のものは自分で気をつけようとすれば気をつけられる可能性が高いですね。
一番問題なのは夜間、就寝時に起こす歯ぎしりや喰いしばりによる咬耗ですが、これは日中のストレスが寝ているときに無意識下で行われていることが多く、なかなか治しようがないところがありますね。
根本的な解決は難しいものですが、ナイトガードなどを使って咬耗しないようにケアした方がいいかもしれませんね。