2023/07/12
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯の神経にはさまざまな役割があります。
歯に栄養を与え、丈夫な歯を作ったり、歯の内部の色を維持し、自然な白さにします。
歯が痛いと感じるのも、神経があるからです。虫歯や歯周病など、お口の中のトラブルを知らせてくれるサインであり、それによってトラブルに気づくことができます。
歯の神経がなくなると、歯の寿命が約10年短くなり、その生存期間5年から30年短くなると言われています。
このように神経は大切な役割をしているので、
神経をとるようなことがないように、大切にしていきましょう。
(りんご歯科医院 歯科助手 M.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯を極力保存するのに僕たちは日々頑張っていますが、そのためにも極力、歯の神経は取りたくないものです。
しかしながら、虫歯などにより歯の神経が痛んでいるような場合は、神経を取る作業が必要になります。
痛みを感じる神経そのものがなくなれば、痛みは引きますからね。
しかしながら、その神経と一言でかたずけられている歯髄は神経のみならず血管も存在しています。
それを取ることにより、歯への栄養供給の道は遮断されてしまいます。
そうなると、歯がもろくなりやすく、折れやすくなることが知られています。
もし歯が折れたり、割れたりするとほぼ保存がきかなくなる傾向が強いですね。
歯を長く持たせるためにも、神経を取るような虫歯になるまで放っておくことはないようにしましょうね。