2023/07/15
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯石を取らせて頂く過程で、歯茎の上の歯石を取った後に歯茎の中の歯石を取らせてもらう事があります。
歯石は、プラーク(細菌のかたまり)と唾液中の成分が合わさって、石灰化したもので歯石そのものに害はありませんが、歯石の表面はザラザラしているのでプラークが付きやすくなります。
歯周ポケット内に付着した歯石を放置しておくと、歯を支えている歯槽骨を溶かして行きます。
やがて歯周病が進行し、歯がグラグラして抜かないといけない状態になってしまいます。
歯石にくっついた歯周病細菌が毒素を出し、歯周病を進行させます。
ですから、歯を失わないために歯石を取るほうが、歯茎も引き締まって歯ブラシもしやすくなりますし、歯周ポケットも改善されます。
またプラークを歯石にしないように、丁寧にブラッシングをしていただく事が大切になります。
個人個人のお口の状態に合った磨き方をお話しさせていただきたいですし、100%セルフケアで磨くことはできませんので、悪くなるのをできるだけ遅くできるように、ぜひ、定期健診で診せてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石を治けたまま放置していても良いことはありませんね。
定期的にしっかり取ってもらう必要は、誰にでもあると思います。
どうしても磨きにくいところというのは存在しますからね。
是非、定期健診に確認していきましょう。