2023/07/22
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
季節の変わり目、梅雨や台風の多い時期に気圧の変化によって、歯が痛くなる事があります。
そんな経験はありませんか?
目の下、鼻の外側には空洞があります。それを上顎洞といいます。
この空洞は鼻と繋がっていて、風邪などの炎症によって膿が溜まると上顎洞炎、蓄膿という症状になります。
上の顎の歯の神経は、この上顎洞の底にあたる部分に存在します。
そのため、気圧が変化して上顎洞の内部の気圧が変化すると、この神経に直接刺激が加わり、痛みとして感じます。
また、上下の歯どちらでも、虫歯が存在すると気象病として痛みが出やすいと言われています。
ではこの痛みを予防する方法は…
まず明らかに虫歯がある方は、虫歯の治療を受けましょう。
その次に、虫歯にならないよう維持しましょう。
虫歯の治療が終わっても、新たな虫歯ができないように定期的なメンテナンスを受けることで、虫歯の早期発見、早期治療につながり、痛みの出現を回避することができます。
そして、自宅での歯磨きも重要です。
天気や気圧の変化に伴って歯の痛みが出るという場合は、虫歯など何かしら原因があることが多いです。
ぜひ、歯科医院で相談して確認させてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
よく気圧や気候の変化で歯が痛くなるという話を聞いたことがあるかもしれませんね。
実際、それは上記の理由からあり得ます。
特に神経の処置をされた歯や、虫歯を抱えているような歯は要注意なのですね。
もし、自覚症状があるのなら早めに治療を受けましょうね。