2023/07/28
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
私たちの口腔内にいる細菌は、さまざまな経路で全身に運ばれていきます。
とくに歯周病にかかわる細菌は、糖尿病、動脈硬化症、狭心症・心筋梗塞、早産・低体重児出産などと関係していると言われています。
歯周病菌は、歯周ポケットの中で増殖し、炎症を起こして赤く腫れたり出血したりする病気です。
炎症が起こっている部分では目に見えない傷ができ、そこから細菌や細菌が出す毒素などが血管に入り、全身に運ばれていきます。
それと唾液と共に歯周病菌を飲み込むと、食道から胃を通って小腸から大腸へと通過していく過程で、腸内細菌に大きく影響を与えます。
通り過ぎる過程で腸内バランスを乱していく可能性があります。
健康な口の中にいる細菌は飲み込まれても腸の中で悪さをするわけではありません。
口腔内を適切な環境に整えておくことが、様々な疾患の予防につながります。
無理せず、ブラッシングで清潔を保てる程度の細菌数にしてあげることが大切です。
普段からしっかり口腔清掃をしてお口の中を清潔に保ちましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病と全身疾患との因果関係は最近よくとり沙汰されていますね。
上記の疾患と、深い関りがあるとされていますね。
そう思うと、口の中だけの問題ではなく全身の問題としてとらえていくことが大切ですね。
是非、普段から悪化しないように歯科医院でのメンテナンスも大切にしてもらえたらと思います。