2023/11/10
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「虫歯があれば早めに治療するべきである」多くの方がそう考えていると思います。
ただ中には「歯が痛くなってすぐ歯科医院に行けば大丈夫」という考えの方も少なくないのではないでしょうか。
しかし痛みを感じる段階の虫歯というのは、実はかなり進行した状態です。
そのため早めに虫歯を治療しようと思うと、定期的に歯科検診を受けて虫歯がないかをチェックする必要があります。
虫歯の進行度合いはC0~C4の5段階に分けられます。
歯は象牙質をエナメル質が覆うような構造をしていますが、このエナメル質が溶け始めた脱灰と呼ばれる状態が初期虫歯とされるC0です。
痛みはなく、再石灰化し自然治癒する可能性もあるので、丁寧に歯を磨いたりフッ素の塗布するといったケアがおすすめです。
虫歯による痛みが出始めるのは一般的にC2からです。
C2になると、削る部分が多くなり詰め物や被せ物をすることになるので、2回以上の通院が必要になります。
歯が痛くなくても歯科医院での健診を一度受けて見てください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯科検診などで、C1とかC0などと聞くことがあるかと思います。
このC0というのは実質欠損は認めないけど、歯の表面の色が不自然で脱灰し始めているような状況ですね。
当院ではC0では積極的な治療はほぼしません。
この場合はフッ素などを塗布したり、ブラッシング指導を行って再石灰化を期待することが多いですね。
もし、気になる歯があってご心配ならばご連絡いただけたら幸いです。