2023/11/30
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病検査やら似たような歯石とりを何度もされている?
などの疑問をお持ちの方がいるかと思います。
歯周病の改善には、歯に付いてしまった歯石を取る事が必要になります。
歯石は歯肉の上にある歯石を縁上歯石、歯周ポケットの中にある歯石を縁下歯石といいます。
まず初めに、レントゲンを撮り、歯槽骨の状態をみたり、歯ブラシの磨き残しや、歯周ポケットの深さや出血、歯の動揺などを検査します。検査の後、縁上歯石を取ります。
そして歯周病の改善があるかを検査して、改善がなく縁下歯石があれば、縁下歯石をとっていきます。
縁下歯石は、血液が混ざっていたり、石灰化が進んでいて硬くて、縁上歯石に比べ取りにくいです。
ですから、縁下歯石を取る場合は、何回かに分けて縁下歯石を取っていきます。
そして再び歯周病検査をします。
このように、歯周病の治療には段階を経て行っていきます。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石は上記に示すように歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石に分かれます。
縁上歯石は、目視が可能ですので割と簡単に取ることができます。
でも、縁下歯石は歯周ポケットの中にある歯石なので、なかなか除去が難しいですね。
場合によっては麻酔をかけて歯肉を開いて、除去しなければならないケースもありますね。
なかなか大変な作業ではありますが、この歯石はしっかり取らないと新しいプラークの足場になってしまいます。
そうなると、歯周病は治っていきませんので歯科医院で確認し、歯石除去やクリーニングはしっかりやってもらうようにしましょうね。
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