2024/02/09
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは「根⾯う蝕(こんめんうしょく)」という⾔葉を聞いたことがありますか?
根⾯う蝕とは、高齢者に多く見られ、歯茎の中に埋まっている歯根の表面は硬いエナメル質ではなく、それより軟らかいセメント質に覆われているので、歯根が露出するとセメント質は虫歯菌の酸に溶かされ象牙質が露出してしまい虫歯になります。
⾍⻭といっても、根⾯う蝕は⼤⼈ならではの⾍⻭です。
歯の根は汚れがつきやすく、歯ブラシが届きにくく、かみ合わせの面に比べると弱いため虫歯になりやすい傾向にあります。
また、虫歯になっていることに気付きにくいです。
早期発見のため定期健診が大切になります。
またフッ素塗布もすることができるので歯を強化して虫歯にならないようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
根面う蝕で来られる患者さんも少なくないですね。
歯周病などで歯の根っこが露出し、そこに虫歯ができてしまうのですね。
この根っこの表面はセメント質で覆われていますが、エナメル質に比べ虫歯になりやすいものです。
ブラッシングは大切ですがそれにもまして、定期的な管理が大切ですね。
歯科医院で定期的にフッ素などを塗布してもらうのも、根面う蝕の予防になりますね。