2024/02/11
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
日本では年間に男性では5,000人、女性では2,000人の方たちが「口腔がん」にかかると言われており、がん全体の約2%をしめています。
初期の口腔がんでは痛みや出血はなく、ただ粘膜が白くなっていたり、しこりが触れたりするだけの場合が多いようです。
口腔がんは他の臓器にできるがんとは違い、直接肉眼で確認しやすく手指で触診できるのが大きな特徴ですが、口内炎ができて口腔がんが心配だから歯科医院で診てもらおうという人は少ないです。
そのため、がんがある程度進行してから受診するケースが多いのです。
2週間を超えても治らない口内炎や、長期間気になっているしこり、粘膜が赤くなったり白く変色したりしているが痛くも何ともない、入れ歯が浮いて合わなくなってきたなどの症状があれば早めに歯科医院で調べてもらいましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
口腔がんは全体のがんの2%程度なので、日常の臨床をやっていてそんなにお目にかかることはないですね。
しかしながら、いないことはないですね。
特に前がん病変と言われる白板症や扁平苔癬などを含めるとたまに見ます。
その時は大学病院に依頼して診てもらうようになりますね。
しかしながら、上記に示すような口内炎は日常の診療の中でもよく見ます。
ここで、なかなか治らないような口内炎もがん化する可能性があったりしますね。
その目安は2週間と言われています。
気になる人は早めに歯科医院で相談しましょうね。
お口の中への意識。
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