2024/05/11
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
舌を鏡で見ると、表面が白くなっていませんか?
この舌表面に付いた白い苔のようなものを「舌苔(ぜったい)」といいます。
白い部分に厚みがあったり、黄みがかっていたりする場合などは舌苔が蓄積している状態です。
舌苔は細菌の塊なので放置していると「口臭」の原因になります。
そして、喉に近い部分に多くの細菌が集まり、飲み込む力が低下している高齢の方の場合、誤って気道や肺へと吸引されてしまうと、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
舌磨きのやり方は、歯磨き粉はつけずに舌ブラシで舌の奥から前に向かってやさしくかき出します。3、4回で十分です。
その後、ブクブクうがいで洗い流しましょう。
舌みがきを行うタイミングは朝食前がベストです。
舌全体に細菌が付着した状態のまま朝食をとると、食べ物と一緒に細菌を飲み込んでしまう可能性があります。
ぜひ朝の習慣にしてみましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
舌苔は口臭の原因になりうるので、舌用ブラシでお掃除してもらうのが良いのですが、あまりやりすぎると舌が腫れあがり返って口臭の原因になることがあります。
ですから、舌を磨くのは軽くやる程度で良いと思いますよ。
気になる方は歯科医院で相談してみましょうね。