2024/05/13
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
洗口液だけで口臭がよくなるとか歯がきれいになる、と思っている方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
ただ一瞬の話です。 口臭も主な原因はばい菌です。 歯をキレイにするにも、ばい菌が歯から取り除かれないといけません。
なので、日々のブラッシングと、定期的な医院でのクリーニングの両方でそのばい菌たちを少なくするとお口の中がキレイになって、臭いも減ります。
テレビで洗口液のCMを見てみると、実は、歯のまわりにちゃんとプラークがくっついたままです。
いかにもサッパリきれいになったように見えてしまいますが、 まずは歯ブラシでしっかり磨いてばい菌を落とすことが大切です。
口臭対策の基本は、これらのばい菌の数を減らすことになりますね。
ばい菌は特に歯と歯ぐきの間や舌の奥などに集まりやすいので、毎日しっかりと歯磨きをすることが大切です。
特に夜寝る前の歯磨きは重要で、これを怠るとばい菌が一晩中増え続け、口臭だけでなくむし歯や歯周病の原因にもなります。
ブラッシング大切にしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
洗口液でうがいをすれば歯磨きがいらないと思われている人もいるようですが、そんなことはありえませんね。
プラークはバイオイルムとも呼ばれ、細菌の塊です。
その細菌は自分を守るために、バリアを張ります、
そのバリアは薬液をかけただけでは取り切れないのですね。
どうしても機械的に除去する必要が出てきます。
そしてこのプラークが取り切れなければ、虫歯や歯周病にもなってしまいますからね。
先ずは正しいブラッシングを心掛けてみましょう。