2024/07/11
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
お子さんの歯が2本くっついて生えてきたという方はいらっしゃいませんか。
それは癒合歯といい、乳歯に多くみられます。
歯と歯がくっついているために、通常の乳歯2本分よりも歯の幅が少なくなります。
後から生える永久歯が2本ある場合、生え変わりの際に永久歯の生えるスペースが足りなくなり、歯が重なって生えてきたり、ねじれて生えたりすることがあります。
癒合歯で乳歯の根が2本の場合、永久歯が近づいてきても、1本の根しか吸収されず自然に抜けない事があるため、永久歯の数や位置を調べておいて、生えかわりが近くなったらタイミングよく乳歯を抜歯する必要があります。
将来的には、矯正治療が必要となる場合もあります。
また、癒合している境目は溝になっているため、汚れ(プラーク)が溜まりやすく、虫歯にもなりやすいです。
なので、とにかく歯ブラシをしっかりすること、定期的にフッ素を塗るなどの虫歯の予防をすることがとても大切です!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
割と多く見られる乳歯の癒合歯。
上記に示すように、あまり良くない影響があったりしますね。
虫歯にならないように注意しましょう。