2024/07/30
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病は磨き残しによる歯垢(プラーク)が原因でおこります。
磨き残しがあると、まずは歯ぐきの炎症である「歯肉炎」から始まり、徐々に内部の歯槽骨や歯根膜を破壊する「歯周炎」に進んでいきます。
歯周病が進むと、歯周病菌がどんどん増えますし、歯周病菌は多くの毒素を出します。
歯周病菌やその毒素が、歯肉や歯槽骨の微細な血管の中に入り、血液循環により全身へと運ばれることで、様々な全身疾患の原因となることがわかっています。
歯ブラシの時に少し血が出ても、気にならないからとそのままにしていると、歯茎や顎の骨の中で気がつかないうちに歯周病が進行しているかもしれません。
そうなると、歯だけではなく、将来的に命に関わる病気になる可能性があります。
お口は全身の健康の入り口です。
将来病気になり後悔しないためにも、毎日の口腔ケアはきちんと行いましょう。
また、歯周病は自分では気が付きにくいため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けるようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯肉炎は歯周炎の前段階のものですね。
歯肉炎が悪化して歯周炎になるわけです。
できるだけ、しっかり歯科医院でもケアしていただき歯周病を予防しましょう。