2024/09/14
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一度治療をした歯がもう一度虫歯になってしまった経験がある方はいませんか。
これを二次カリエスをいいます。
実は、一度削った歯は虫歯になりやすくなります。
それは一度歯を削って詰め物をしたり、かぶせ物をしたりした歯には、詰め物の劣化や食いしばり、歯ぎしりなどで目には見えない隙間が生じてしまい、そこから虫歯菌が侵入しじわじわと虫歯が進行してしまいます。
歯はエナメル質という固い組織で守られており、虫歯菌が歯に穴をあけるのには長い時間がかかります。
これに対して歯の中にある象牙質は軟らかく虫歯菌に溶かされやすい性質があるため一度歯を削ってエナメル質がない場所は、虫歯菌が侵入すると神経まですぐに到達してしまい痛みが出てきてしまいます。
ですので一度治療をし終えたからといって安心するのではなく、今まで以上に歯磨きを丁寧に行いそして定期検診を忘れずに通うことが重要になります。
(りんご歯科医院 歯科助手 R.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
二次カリエスは一度、虫歯になった歯が再度ることを言いますが、結構多いですね。
これはブラッシングの問題ももちろんあったりしますが、それだけでもないですね。
被せ物の劣化であったり適合不良でも、こういうことが起こりえますね。
完全に二次虫歯を予防するのは、正直、難しいのです。
銀歯などの被せ物が入っているとマスキングされてしまいますから。。。
極力、見逃しようがないようにしておりますが、そのためにも3カ月に1回の定期健診には通いましょうね。