2024/10/12
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
英語でオーラルは口腔、フレイルは虚弱という意味で、オーラルフレイルとは口腔機能の衰えが全身の老化につながる、という考え方です。
口の衰えは身体的、精神的社会的な健康と大きな関わりを持っているのです。
オーラルフレイルは段階を踏んで進行していきます。
まず、口腔機能への関心が低下して、虫歯や歯周病になり、歯が抜けたり痛みがでてきます。すると、口腔機能が低下して、会話や食事に不具合がでるようになり、食欲が低下したり、日常の生活範囲が狭くなったりします。
噛む力や舌の筋力が衰えれば、食事の量も低下して低栄養の状態になりますし、会話が減れば社会的に孤立してしまいます。
さらに機能が低下すると、咀嚼や嚥下に障害がおこり、要介護の状態になってしまうこともあるのです。
次のような自覚症状があるときは、要注意です。
1. 奥歯でしっかりと嚙めない
2. 嚙むと痛みや不快感がある
3. むせやすい
4. 口が乾燥しやすい
5. 滑舌が悪くなっている
1つでも当てはまるようでしたら口腔ケアや口腔リハビリで改善しましょう。
通院が難しい方は訪問診療での対応も可能ですのでお気軽にご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
オーラルフレイルを放っておくと、全身の状態が弱くなり、要介護状態につながる可能性が高まるとされています。
早い段階で食い止めることができれば重篤化を防げると考えられています。
当院でもこの口腔機能低下症に対して、指導やリハビリを勧めております。
気になる方はご相談ください。