2024/10/21
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
甘い飲み物がむし歯になるリスクを高めることは,誰もが知っていることと思います。
むし歯の原因菌が糖を代謝して酸を作り出し,その酸が歯を溶かします。
歯を溶かしものの基準としてpHと表します。
pHとは水溶液の酸性とアルカリ性の度合をあらわす指数です。
pH7.0が中性で、数字が7より大きければアルカリ性で7より小さければ小さいほど酸性度が強いことになります。
水がpH7.0唯一中性の飲み物になります。
無糖のお茶は中性ではなく、製品にもよりますが大体pH6.5前後になります。
オレンジジュースでpH4.0、スポーツドリンクでpH3.5、甘い炭酸飲料でpH2〜3.5になります。
ここで注目してもらいたい点として、エナメル質はpH5.5で溶け始めます。
脱灰が続けば、むし歯への道を突き進むことになるので飲み物にも気をつけていきましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
お口の安価の状態は中性が理想と思われますね。
酸性に傾くとエナメル質が溶ける危険性がありますからね。
虫歯予防のためにも、pHが酸性に傾いているようなものは摂取の仕方に注意しましょうね。