2024/11/07
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
11月8日はいい歯の日です。そこで、いい歯を育てる食べ方のお話をします。
食事をするとお口の中は、細菌が出す酸で中性に近い弱酸性から酸性に傾きます。
酸性・アルカリ性の度合いを示すph(ペーハー)値が5、5を下回ると、歯の表面からミネラル成分(カルシウム、リンなど)が溶け出し(脱灰)、虫歯の原因になります。
しかし、唾液には酸を中和し、酸によって溶け出したミネラル成分を元に戻す働き(再石灰化)があります。
この働きが溶け出すミネラル量に追いつかなくなってしまうような食べ方が、むし歯になりやすい食事の取り方です。
唾液の働きを十分に発揮するには、規則正しい食事の取り方が大切です。歯は綺麗な唾液を吸い取る時間がたっぷりあれば、強く硬く育ちます。
近頃は噛まなくても食べられるものがたくさんありますが、よく噛んで食べられるものを選んで、唾液をたくさん出して、「いい歯」を育てましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
11月8日は、いい歯の日ですね。
少しでも歯に興味を持っていただけたらいいですね。
当院ではこの日に向けて、キシリトール配合のキャンディをプレゼントしてキシリトールで虫歯予防の話をしていますよ。