2024/12/16
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯科医院で行うクリーニングでは「バイオフィルム」を剥がして歯の表面をツルツルにすることで新たな汚れや細菌を付きにくくしてます。
バイオフィルムとは、微生物の集合体のことをいいます。
お風呂場の排水溝や、キッチンの三角コーナーのヌルヌルなどにみられるこのような粘着物は細菌が形成する生物膜(バイオフィルム)です。
バイオフィルムができる時間として、歯磨きした8時間後くらいから歯の表面に細菌が付着して仲間を増やしていきます。
そこから48時間後に菌が急成長し、72時間後には完全なバイオフィルムになります。
バイオフィルムを放置すると、歯周病が進行してしまいます。
なので、お口の中でこのバイオフィルムが極力無い状態にしておく事が虫歯や歯周病さらにはコロナウイルスやインフルエンザに打ち勝つためにとても重要になります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
バイオフィルムは口腔内の状況で言えば今やプラークと同義語とされていますね。
でも、細かく言うと上記のような存在ですね。
このヌルヌルしたものは細菌のバリアとしても働きます。
そのため、これを破壊しないと薬剤をかけてもあまり意味がないとされています。
このバイオフィルムは機械的に除去しないと取れないものとされています。
つまりは歯ブラシなどで破壊するわけです。
日常の歯磨きで、しっかりブラッシングしていきましょうね。