2024/12/26
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯の根元にできる虫歯を、根面カリエスといいます。
歯の根元は歯茎に覆われていますが、加齢や歯周病などの影響により歯茎が下がり歯の根元が露出する事で発生します。
歯の根元はセメント質という弱い歯質のため、虫歯になりやすい場所です。
予防方法としては、柔らかめの歯ブラシで力を入れすぎないように磨き、歯と歯の間をフロスや歯間ブラシを使用してきれいにします。
そしてフッ素入りの歯磨剤を併用することで、歯の再石灰化を促し虫歯の予防に効果的です。
当院でも、保険内で出来るフッ素塗布をおすすめしています。
根面はエナメル質がないので歯垢を残したままにしておくと虫歯にすぐになりやすいところです。
定期的に健診に来ていただき、根面カリエスの早期発見早期予防ができるようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
根面カリエスは「大人虫歯」ともいわれ、歯茎が下がってしまい根面が露出したがためにそこが虫歯になって、起こりますね。
この部位は上記に示すようにエナメル質はなく、少し柔らかいセメント質が露出します。
この部位の虫歯を予防するには、やはりフッ素が有効です。
気になる方は、歯科医院でフッ素塗布していただくことをお勧めします。