2022/08/19
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
プラークとは、歯に付着した白色から黄白色の柔らかい細菌の塊です。
プラークは、バイオフィルム(排水溝のヌメリのようなもの)の状態で歯に付着、口をゆすいだだけでは取り除けません。
うがい薬やマウスウォッシュの有効成分(薬剤)はバイオフィルムの内部まで浸透するのが難しいため、歯ブラシや歯間ブラシで物理的に除去することが必要です。
プラークを放置したままにすると歯石ができたり、虫歯や歯周病といった病気の原因になります。
毎日のご家庭での歯磨きだけでは落とせません。歯科医院でのケアもプラスしてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
プラークは最近はその性質からバイオフィルムとも呼ぶことが多いです。
というのは細菌は集まると、自らを守るためバリアを張ります。
そのバリアの中にいながら栄養素だけ外部から吸収することができるようになります。
このバイオフィルムは、薬液をかけただけでは溶かすことができず、中にいる細菌に決定的なダメージを与えることが難しいですね。
このバイオフィルムを壊すには、いわゆる器械的に壊す必要があります。
それが、歯ブラシになるのですね。
よって、マウスウオッシュや洗口液だけで歯を磨いた気でいるのは間違いなのですね。。。
是非、しっかり歯ブラシで磨くことを第一に考えていただけたらと思います。
2022/08/18
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯医者で型取りをされた事がある方はお分かりだと思いますが、基本的には型取りは粘土のような材料を使います。
中には嘔吐反射が強く、この型取りがかなり辛い方はいらっしゃいますよね。
そのせいで歯科医院に行きたくない方もいらっしゃるかと思います。
当院では光学印象といって粘土のような材料をを使わずに、機械で型取りをする方法があります。
最近TV等で紹介されていることがあるので、知ってらっしゃる方もいるかもしれませんね。
ちなみに義歯やマウスピースには適応できませんが、被せ物や詰め物は光学印象が可能です。
しかし銀歯やブリッジ等、光学印象が適応外のものもありますので、興味がある方はスタッフに聞いてみてください!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院で使用している光学印象での型取りは、今までのような粘土のようなものでの型取りと違い、苦痛は半減しましたね。
ただ銀歯やブリッジ、入れ歯では使用できないのでその場合は今までと同じではありますが。。。
単独の被せ物や詰め物では、これが適応のことが多いのでその旨はその都度説明させていただきますね。
2022/08/18
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近では唾液検査をされる患者さんが増え、以前に比べて口腔内の説明をさせて頂く機会が増えたように感じます。
検査項目にあるアンモニアの数値は口臭のリスクを示すものですが、マスク生活の弊害のせいかこれまでに比べて数値が高く出てしまう方が増えている気がします。
マスクをしていると水分補給の回数が減ったり、知らず知らずのうちに口呼吸になってしまって唾液の量が減少していることも口臭の原因に繋がっているのです。
もちろん唾液量の減少だけが原因になっているとは限りません。舌苔と呼ばれる舌の汚れや虫歯、歯周病など影響となるものは様々です。
まずは唾液検査を行うことで口腔内の状態をしっかり理解し、それから対策を立てるようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
唾液検査をお勧めするのには理由がありますね。
虫歯や歯周病はその細菌叢が好む環境が好気性だったり嫌気性だったりと、違いがあります。
そして、虫歯に感染しやすい人や歯周病に感染しやすい人は結構分かれると言われています。
自分はどちらに当てはまるのかを知るのは重要ですし、どのくらいのリスクがあるのかを知るのは本当の意味での予防を図るには大切なことだと思います。
それに適した歯磨き粉や補助剤も個人で違いがあるものだと思います。
虫歯になりやすい人が歯周病ケア用の歯磨き粉や洗口剤を使っても効果は薄いですね。
自分のリスクを知り、それに見合ったグッズを使うことは大切です。
気になる方は、是非この唾液検査でリスクを知っていただけたらと思いますよ。
2022/08/17
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯磨き中に歯茎から血が出ていませんか?
歯茎が腫れていて出血しやすい人は、歯肉炎や歯周炎などの歯周病の可能性があります。
歯周病になってしまっても、進行を少しでも遅らせることが可能です。
歯茎からの出血の原因のほとんどが、歯茎の周りにつく細菌が原因で起こります。
そもそもお口の中にはたくさんの種類の細菌が存在するのですが、その中には歯茎の炎症を引き起こす細菌がいます。
また歯周病が重度になるにつれて全身疾患にもかかりやすく、重症化しやすくなります。
これは歯周病菌や歯周病で発生した炎症物質が血液に乗って全身に運ばれることが原因です。歯茎からの出血は適切なケアで改善する可能性があります。
毎日の歯磨きを気を付けていても磨き残しができてしまいます。
それを減らす為には、歯医者での定期的な健診、クリーニングが大切です。
(りんご歯科医院 歯科助手 R.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病は自覚症状に乏しく、自分で気づくことがあるとしたら、歯磨き中の出血ではないでしょうか?
もし、そのようなことがあったら、早めに歯科医院で診てもらうことをお勧めしますよ。
重篤になると歯が揺れてきたり、痛みが出たり、歯茎が腫れたりとなかなか大変です。
場合によっては抜歯しなければならないケースもありますからね。
できるだけそうならないように、定期健診とプロフェッショナルクリーニングはさせていただけたらと思います。
2022/08/17
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一見、歯が白く健康的に見える方でも歯の裏側などに歯石の付着や着色がみられることがあります。
特に下の前歯の裏側は歯石が付着しやすかったり、着色しやすい部位なので鏡で確認してみてください。
もし、歯石がついていたら普段の歯磨きで除去することは不可能です。
歯科医院で専門の機械を使って除去してもらいましょう。
着色は機械で除去できるものとできないものがあります。
不安な方は歯科医院に行ってみてはいかがでしょうか。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
下顎前歯の裏側は唾液腺の開口部が近くにあるため歯石が付きやすいです。
この歯石は、歯ブラシで取ることはもうできないものです。
そのため、専用の機械を使って取ることが多いですが、なかなか簡単ではありません。
もし、歯の裏が気になるようでしたら早めにかかりつけの歯科医院に行って、歯石を取ってもらいましょうね。