2022/05/29
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆様は、FROSS OR DIE(フロスオアダイ)という言葉を聞いたことがありますか?
これは予防先進国であるアメリカで発表されたスローガンです。直訳するとフロスをしますか?それとも死にますか?という意味です。
少し過激な言葉に思えますし、たかが歯ブラシ、フロスと思われる方は多いと思います。
しかし歯周病菌は口の中の問題だけでなく、全身疾患とも関係します。
ですから、アメリカでは歯ブラシだけでなく、歯間部の清掃に補助的なフロスも重要視されているのです。
歯ブラシだけでは100%綺麗に磨く事はできません。歯ブラシだけでの歯間部の歯垢除去率は60%で、フロスや歯間ブラシを使用する事で上がります。
歯ブラシだけでは不十分なので、是非ブラッシングの後にフロスも併用しましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯と歯の間、特に隣接面のコンタクト部分を磨くのにはこのデンタルフロスが一番いいと考えます。
歯ブラシだけでは十分ではないのですね。
僕ら歯科関係者は、恐らく最低一日1回は歯ブラシとフロスや歯間ブラシも併用した歯磨きをしていると思います。
皆様も、虫歯予防歯周病予防のためにも使用していただけたらと思います。
2022/05/28
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
マスク生活が続き、口呼吸をする方が増えています。
口呼吸のデメリットはご存じですか?
①虫歯や歯周病の原因になる
→口呼吸はお口の中が乾燥し、唾液の分泌量が減り、自浄作用や殺菌効果が低下するといわれています。
②睡眠時無呼吸症候群の原因になる
→口で呼吸しやすいように、舌の位置が後方になるため睡眠時に力が抜けると気道を防ぎ、睡眠時無呼吸症候群になりやすいといわれています。
③風邪を引きやすくなる
鼻呼吸は、鼻の粘膜が空気中の雑菌やウイルスをカットしますが、口呼吸は直接体内に入るため風邪や感染症にかかりやすくなります。
④ほうれい線や口元のたるみも
口呼吸で常に口を開けていると、口を閉じるために必要な口輪筋が衰えるためほうれい線やたるみの原因になります。
このように口呼吸はさまざまなトラブルの元です。
健康のためにも鼻で呼吸することを心がけましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
口呼吸は上記に挙げるように良いことがありませんね。
できるだけ鼻呼吸を心掛けるようにしましょうね。
2022/05/28
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ブラシの寿命は1ヶ月です!
歯ブラシを交換するタイミングは、使い始めてから1ヶ月程度とされています。
意外と短いと感じる方は多いかもしれません。
理由としては、1ヶ月ほど経過したタイミングで毛先のコシがなくなり、機能が低下することが挙げられます。つまり、しっかり磨いているにも関わらず、汚れが落としきれない状態になるということです。
さらに、古い歯ブラシから運ばれた細菌は口臭に繋がる可能性があるため、注意しなければいけません。
1ヶ月という期間は菌の繁殖が増え始めるタイミングであるため、毎月必ず決まった時期に歯ブラシを交換した方が良いでしょう。
また、数週間で歯ブラシの毛先が開いてしまう方はブラシ圧が強いです。磨き方やブラシ圧が気になる方は是非お声掛けください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシの寿命は1日3回のペースで歯磨きをしたとして、ブラッシング圧が関係しますが、おおよそ1月程度と言われています。
できるだけ1月に1回は新しい歯ブラシに交換するようにしましょう。
歯ブラシの清掃能力が落ちたまま歯磨きをしても、その効果を見込めませんからね。。。
是非、上記のことには注意していただけたらと思います。
2022/05/27
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
りんご歯科医院の技工士です。
最近の歯磨き粉の成分表記は分かりにくいですよね。なので解説したいと思います。
今回は、ライオンのハグキプラスから、ポリリン酸ナトリウムです。
ポリリン酸ナトリウムはリン酸重合物です。ポリカーボネートやポリエチレンも重合物なのでポリが頭に付いています。
リン酸は人体を構成する物質で、カルシウムに次いで多い成分で、骨や歯の形成にも関わる成分といわれています。
作用としては、ホワイトニング効果とコーティング効果です。主にコーティング効果を期待して配合されています。
(りんご歯科医院 歯科技工士 T.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
ポリリン酸ナトリウムは、ホワイトニングの作用があるとしてよく歯磨き粉の成分に含まれていますね。
歯磨き粉で歯の色を変えるのはなかなか難しいですが、気になる方は試してみるといいと思います。
2022/05/27
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
暑くなってくるこの時期に、皆さんにお話しておきたいことがあります。
お子さんの部活動やご自身のトレーニングでの水分補給についてです。
皆さんは、どういった飲料で水分補給をされていますか?
水、茶、スポーツ飲料といったところでしょうか。
この中で、夏場に多用されるのがスポーツ飲料かと思います。このスポーツ飲料、実はかなり糖分が含まれています。
ちなみに、500mlのペットボトルに3gのスティックシュガーが7~10本程含まれています。
やはりかなりの量です。
これは、虫歯予防の観点からして心配であり、飲む時の注意点は「水で薄める」ことです。
日本の代表レベルのトレーニング量なら薄めずそのままで良いそうですが、部活動等での水分補給の際は水で薄めるか、水、お茶をお勧めしたいと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
暑くなってくると、屋外でスポーツをする機会があると思います。
その際によく飲まれるのが、スポーツドリンクですね。
確かに体的には発熱時などの水分補給として、その吸収力は良いと思います。
しかしながら、上記に示すようにかなりの糖分が含まれているので、虫歯予防の観点からは歯科医学的にあまりお勧めできません。
スポーツドリンクを飲まれるのであれば、水で薄めるのがいいと思います。