2019/05/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今の自分のお口の中の状態に合う歯ブラシを選べていますか?
大きさ、毛の形、硬さ、自分のお口に合ったものを使っていなければ汚れがしっかりと取り除けなかったり、逆に歯や歯茎を傷つけてしまいます。
日々、お口の中の状態は変化するので、今の自分に合った歯ブラシを歯科医院で選んでもらってください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシにもいろいろな種類や色があります。
本来は個人個人の口腔内を見て、歯科衛生士と一緒に考えるのが良いのかとは思います。
ここでは、簡単にご説明させてもらうと、下記に記す3点が満たされているものが、使う人にとってベストな歯ブラシといえます。
1.磨き終わった時に歯垢の磨き残しが少ない。
2.歯ブラシで歯茎を傷付けることがない。
3.口の中で動かしやすい。
の3点ですね。
柔らかすぎると汚れを掻き出す力が弱かったり、反対に硬すぎると歯茎を傷つけてしまうことがあります。
そのためにも、力の入れ方にも注意が必要ですね。
また、柄の長さや歯ブラシのヘッドの大きさも動かしやすさを左右するため、とても重要なポイントです。
あとは、握りやすさや、色などは個人でお好みのものを選んでください。
標準的な歯ブラシ一本とそれ以外にタフトブラシのような特殊歯ブラシを一本持つことをお薦めします。
奥歯のようなヘッドの大きい歯ブラシでは磨けないような部位は、タフトブラシで磨くのが良いですからね。
毎日使用する歯ブラシ、恐らく1月もすると、毛が開いてしまい本来の清掃能力も著しく下がってしまうことが知られています。
ぜひ、1月に1回は歯ブラシの交換をして下さいね。
やり方や管理の方法でお悩みならば、相談いただけたら幸いです。
2019/05/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では、虫歯の治療にいらしている患者さんにも歯茎の検査や歯茎のお掃除、歯石取りを同時進行でやらせていただいております。
虫歯の治療に来ているのになぜ?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今や歯周病は、成人の約8割の方がかかる病気と言われています。
歯周病とはプラークが主な原因で、歯を支えてくれている骨が溶けてしまう病気です。
初期の段階では、目立った自覚症状はなく症状が進行すると歯がグラグラになり抜けてしまうこともあります。
そして一度なってしまうと、完全治癒は難しいです。
ですから、歯周病は早期発見、治療が大切ですし、予防するということが最重要であると言えます。
そのためには、定期的な歯茎の点検と歯茎のお掃除をしてあげる必要があります。
歯茎のお掃除は、ご自宅でのブラッシングでは出来かねますので、歯科衛生士が専用の器械を使用して行わせていただきます。
是非、ご理解いただきたく思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では、初診の際に歯茎の点検は必ずやるようにしております。
虫歯や入れ歯の製作に来られる方にも必ず行います(総入れ歯では歯がないのでしませんが。)。
そして、虫歯や歯周病の元凶となるプラークは必ず取るようにしています。
本来、歯茎の安定を見てから虫歯治療をやるのが鉄側です。
そのためにも、歯茎の検査は欠かせない処置なのですね。
その旨は何卒、ご了承くださいね。
2019/05/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
定期的にメンテナンス(定期健診)にいらしていただく方に、「さっぱりして、気持ちいいわー。」と仰っていただいています。
歯と歯茎の境目(歯周ポケットと言われる場所)を超音波スケーラーという機械でお掃除した後によく聞かれる言葉です。
普段のご自身の歯磨きでは、なかなか触ることのない場所なんでしょう。
第三者から磨いてもらうという、美容室でシャンプーしてもらっているような感覚を是非、体感してみてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
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定期健診を受けることにより、
・虫歯や歯周病になるリスクを軽減できる。
・虫歯ができてしまっても、早期治療ができる。
・早期治療の方が費用を安く抑えられる。
といったメリットがあります。
是非、歯科医院での定期健診には通っていただきたいと思います。
2019/05/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
みなさんは、「バイオフィルム」という言葉をご存知ですか?
バイオフィルムとは、お口の中の細菌などが集まって、歯の表面に形成された膜です。
食べカスではなく、細菌の塊で虫歯や歯周病の原因となります。
よく排水溝などにヌルヌルした汚れが付きますが、あの感じです。
時間が経つとバイオフィルムは形成されてしまいます。
歯科医院でプロによるクリーニングを受けることで、歯磨きだけで落としきれない汚れもキレイにすることが出来ます。
定期的なクリーニングをお勧めいたします。
(りんご歯科医院 歯科助手 R.I)
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バイオフィルムは、歯周病菌や虫歯菌などの微生物やその代謝物の集合体です。
バイオフィルムの構造が洗濯機の排水溝やシンクの三角コーナーなどで見られるヌルヌルと同じ構造であることが、研究によって分かってきました。
つまり、このヌルヌルを指す言葉として登場してきたのが「バイオフィルム」です。
以降、バイオフィルムという言葉がさまざまな領域で扱われるようになり、ここから一部の歯科関係者がプラークをバイオフィルムと呼び始めたことで広がっていきました。
そういった経緯もあり、ドクターが歯垢をプラークと呼び、若いスタッフはバイオフィルムと呼ぶ傾向があるように思います。
「バイオフィルムとプラークは実は同じものです。」
従って、これを取り除くには、患者さんご自身による正しいブラッシングによる歯磨きが欠かせませんね。
しかし、患者さんご自身ではどうしても取り除けない部位もでてきてしまいます。
そのような部位は、歯科医院で定期健診の際に専用の器具で除去してもらうことをお薦めします。
2019/05/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「二次カリエス」という言葉は聞いたことがありますか?
これは、一度虫歯になり治療した歯が再度、虫歯になってしまうことを言います。
「治療したから、安心」と思っている方、気を付けてくださいね。
実は、一度でも虫歯の治療をして、詰め物や被せ物をした歯は、虫歯になっていない歯に比べると虫歯になるリスクが高くなるのです。
治療して詰めたものや被せたものは時間とともに劣化して、隙間ができやすくなってしまうため、そこから虫歯菌が入り込み再度、虫歯になってしまいます。
二次カリエスを予防するには、一度虫歯になってしまったところは、特に丁寧に磨いてあげる・歯科医院の定期健診をしっかり受け、自分では落とせない歯の汚れのクリーニングをしてもらう・二次カリエスになりにくい素材の詰め物や被せ物を選択してあげる、ということが重要になります。
気になることがあれば、ご相談くださいね。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
一度治療が終わっても、歯の根っこが存在する以上は虫歯にはなりやすいものです。
決して油断することなく、日々のホームケアと歯科医院での定期健診をしっかり行うのが最善の予防策と言えます。
一度でも虫歯になった人は、そのリスクが高いのは上記に記されているとおりです。
二次カリエス予防のために、頑張りましょう。