2019/02/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、歯の定期健診に通っていますか?
歯科医院は虫歯ができたら、直しに行くところと思っていませんか?
現実は、そのように思っている方が、まだまだ多いのではないでしょうか?
虫歯は全部治したし、歯磨きを頑張っているからと安心していると、思わぬところで足元をすくわれたりします。
例えば、歯周ポケットに入り込んだ汚れや、歯石は歯ブラシでは取り切ることができず、歯科医院でのケアが必要になります。
一通り、の治療が終わったら、虫歯や歯周病予防のために、定期的なクリーニングに通うことが大切です。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石とは歯垢が硬くなったものです。
歯磨きで磨き残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなってしまいます。
歯についた歯垢は、短期間で歯石になります。
歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、それこそ石のように硬い歯石は、歯ブラシでこすっても取り除くことができません。
歯石はとても硬く、いったんついてしまった歯石は簡単には取ることが出来ません。
日常の歯みがきでは完全に歯垢を除去することは困難なため、一生懸命に歯磨きをがんばっても、歯石は少しずつついてきます。
放置すると歯石はどんどん硬く、そして増え続けます。
歯石の表面は凸凹しているために、歯垢がつきやすく、細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させます。
歯石を放置することは、歯周病や虫歯には致命的です。
是非、気になる方は歯科医院で定期的に歯石の除去をお勧めいたします。
その場合は、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。
2019/02/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
30、40代の方の中には、家族や職場の人に入れ歯を入れていることを知られたくなく、歯磨きが人前でできなかったり、入れ歯を入れたまま歯磨きをしている人も中にはいるかもしれません。
ですが、歯磨きをしないと残っている歯をまたダメにして、入れ歯の範囲を大きくしなくてはならなかったり、入れ歯を入れたまま歯磨きをしてしまうと歯磨き剤の中に入っている研磨剤が入れ歯を傷つけ、菌が繁殖し、臭いや着色の原因になります。
なかなか難しい問題かもしれませんが、少しでも今の状況を良くしていけるように、あなたのライフスタイルに合わせて一緒に考えさせてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
入れ歯を装着されている方で、入れ歯を口腔内に装着したまま歯磨きをすることはいいことが何一つありません。
かといって、なかなか家族にも、入れ歯を入れているのを知られたくない人が多い現実は確かにありますよね。。。
なかなか人知れず歯磨きをするというのも、大変かもしれませんよね。
その辺りの対策としては、是非、一緒に考えていきましょう。
2019/02/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは歯科医院で健診を受けた時、一番気になるのは何ですか?
私がよく質問をいただくのは「虫歯はないですか?」という言葉です。
そして「なさそうですね。」と答えると、「あー良かった。」と一安心です。
虫歯の心配はなさそうだということは大変喜ばしいことです。
きっと丁寧に歯を磨いていただいたのだと思います。
ただ残念ながら、人が歯をなくしてしまうことの一番のリスクは歯周病なんですね。
全体の4割くらいなんです。
きっと健診の際は、歯周病のチェックを受けるはずです。
その後の歯科衛生士の話にも耳を傾けてみてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
今の時代では、歯を失う原因の第一位は歯周病です。
その次は虫歯です。
これは、あくまで細菌の感染症であるわけで、一度、虫歯や歯周病にかかった人はそれを再発しやすいリスクを負っているわけです。
でも、しっかりと定期健診を受けて予防に励めば、再発はかなり防げるものでもあります。
多くの人はセルフで歯を磨いて、磨けている気でいますが、残念ながらそれはありえないと思います。
なぜなら、歯科医師や歯科衛生士でこの道のプロが自分で歯磨きをしても磨けていない部分をゼロにすることはできませんからね。。。
それを、一般の人がやっても無理はあるのです。
そのために定期健診とプロフェッショナル・クリーニングはあるのですね。
医科では定期健診を受ける様になると、人は普段から健康に注意するようになると伝えます。
健康維持を意識していると自分の体調が少しでも悪くなれば、そのことに気づける様になり、早期に病院に行くようになります。
これは、早期発見、早期治療の第1歩となります。
また、定期的に健診を受けることにより、自分では気づかないことでも、血液検査、レントゲン、CTなどの検査により異常が見つかることがあります。
それがもし、重篤な疾患であれば早期に治療が出来るでしょうし、その他の病気でも早く対処することが出来、患者さんにとってあまり負担にならず治療を進めることが出来るのです。
この考えは医科のみならず、歯科においても最も重要です。
歯周病等の慢性疾患にかかっているならば、3ヵ月おきに検査などを行い、病状を診査し、それに合わせて投薬を調整し、症状の安定、改善を行います。
悪くなっていれば、担当歯科医師はなぜ悪くなったのかを考え、患者さんに生活状況の変化、食生活の状況を問診し、そこに原因が有れば直すように指導をするものです。
このように定期的にチェックすることが病状の安定、改善の為に非常に重要なのですね。
歯科の定期健診というと軽く考えて、通わなくなる人も多いですが、それだと歯周病の進行は止められませんし、虫歯のリスクも高くなります。
是非、定期健診にはしっかり通い、プロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
2019/02/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病はどんな病気かご存知ですか?
最近よく耳にしますが、意外と自分は違うと思っている方が多いですね。
重度になると自分はそうだなと思う方もいますが、重度になるとなかなか維持するのも難しくなります。
軽度のうちに悪化しないよう、コントロールしていきましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病のために、歯茎から出血をする人は本当に多いです。
恐らく、その場合は歯周病が疑われます。
歯周病にかかりやすくなるのには、4つの因子が知られています。
微生物因子(歯周病菌)
プラークの中の歯周病の原因となる微生物(歯周病菌)の存在
環境因子
・喫煙、プラークの付着量、ストレス、口腔清掃教育の達成率、嗜好品、食生活など
またプラークの溜まりやすい、歯に合っていない被せ物があることなども含まれます。
さらに口呼吸、すなわち口で呼吸をする習慣のある人も、口の中の粘膜や歯ぐきが乾燥しやすくなり、炎症を起こしやすいのでこれに含まれますね。
宿主因子
・年齢、人種、歯数、糖尿病、歯肉滲出液中の物質、白血球機能、遺伝など
咬合因子(環境因子に含む場合もあり)
悪いかみ合わせ(外傷性咬合)、例えば歯ぎしり(ブラキシズム)や歯の食いしばりなど、歯に強い負担がかかる状態が挙げられます。
よく歯を磨かなくてもむし歯や歯周病にかかりにくい人がいます。
その理由には、生まれつきの私達が持つ体の抵抗力があります。
例えば、体を守る防衛軍である白血球などの力、すなわち体の免疫機能の違いもあります。
このように、歯周病を引き起こしやすい状態の要因が重複することで、歯周病発症の危険性が高まります。
特に、歯みがきを怠る口の中の清掃不良に加え喫煙などの生活習慣、過度のストレス、体調不良による宿主(体)の抵抗力の低下などが加わるととても危険です。
規則正しい生活習慣は、歯周病を寄せ付けないためにも大切な事です。
体調の変化によっても、免疫力を下げてしまうことがありますからね。
そうなると、歯周病に罹りやすくもなります。
また、遺伝的にも歯周病にかかりやすい方もいますので、自分の体についての情報を知る事も大切です。
今、自分は、どのような状態なのか歯科医院で検査していただき、歯科医師や歯科衛生士から必要な処置や指導をしていただくことが大切です。
歯周病は、一度、罹患してしまうとなかなか完治は難しいものです。
もし、なってしまったらそれ以上悪くならないように、ケアをしていくことが非常に大切です。
一緒に頑張りましょう。
2019/02/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
定期的に歯のチェックをすることは、実はとても大切です。
虫歯の早期発見や、普段しっかりブラッシングしていても磨き残しに気づくことができたり、歯垢・歯石取りやクリーニング、歯茎のチェックなど、ホームケアでは不可能なケアを受けることができます。
是非、定期健診を受けてお口の健康を守りましょうね。
(りんご歯科医院 歯科助手 R.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院は定期健診(メンテナンス)における歯の検査や歯茎のチェックやプロフェッショナルクリーニングにおきましては、歯科衛生士が責任を持って対処いたします。
患者さんの些細な変化も見逃さないようにしようと思うことから、基本的には担当制とさせていただいています(日程的に必ずしも担当制というわけではないですが。)。
もし、気になることがあったり、磨けない部位を抱えて心配ならば、担当の歯科衛生士にご相談下さいね。
彼女たちは、日々、勉強して患者さんの健康に役立とうと一生懸命であります。
勉強会に参加なども積極的に行っています。
昨年の12月や今年の1月にも講習会に参加して、東京まで勉強をしていきたいという申し入れがありました。
このような向上心を持ったスタッフがいてくれることを、本当に嬉しく思います。
これも、彼女たちが熱い気持ちを持って患者さんを虫歯や歯周病から守りたいという一心が、そうさせるのでしょうね。。。
でも、日々のホームケアは患者さん自身で行うものです。
ブラッシング方法や、苦手な部位の指摘や改善を行うことがブラッシング指導の時にできたとしても、それを実践することは患者さん自身のやる気にかかっています。
どうか、油断することなく患者さんそれぞれが今一度、指導の内容を思い出しブラッシングに励んでくださいね。