2021/07/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
私達は毎日食事をしますが、急いで物を食べたり飲んだりした時に、むせたり喉が詰まったりした事はありませんか?
こうした症状が食事の度に起こり、食べ物が飲み込みにくいと感じるようになったら「嚥下障害」の可能性があります。
「嚥下障害」とは、舌や喉が思うように動かず食べたり、飲みこむことが困難になることです。
また、食べ物や飲み物が肺の方へ行ってしまうことを誤嚥と言います。誤嚥により肺に細菌が繁殖してしまい炎症を引き起こすことを「誤嚥性肺炎」と言います。
「嚥下障害」は食事中にむせる、咳が出る、喉に違和感がある、飲み込みにくい、食後に声がかすれる、ガラガラ声になるなどの症状があります。
うまく飲んだり、食べたりできなくなりますと、脱水症状、低栄養などになることも考えられます。
「嚥下障害」の原因は、食べ物の通過過程で、舌や喉の構造などに問題がある器質的原因、神経や筋肉の異常により嚥下運動に問題のある機能的原因、神経性食欲不振、神経症、心身症、ストレス、認知症などが原因の心理的原因があります。
ご自身でできる予防は、食事前に深呼吸などをしてリラックスすることで、飲み込む際の筋肉運動をスムーズにすることや、食べ物は、小さく切って少しずつゆっくり食べることです。
発音のトレーニングなどで口、舌、喉などを鍛えることも効果的です。そして、お口の中を常に清潔にしておくことも大切です。
気になることがございましたら当院へご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
嚥下障害を起こすことは、高齢者には多くあるようですね。
上記のようなことがあったら、ご相談くださいね。