2018/10/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
定期的に来院され、歯のお掃除をされている方の歯に小さい黒い点を発見しました。
虫歯になってしまいました。
ですが、定期的に診ている歯です。
今回、初めて発見できたのでホームケアに期待し、様子を見ることにしました。
進行がなければ、このまま様子を見ていっても大丈夫なくらいです。
定期的に受診されることで、削ることをせず、様子を見ていくこともできます。
今、ご自分の歯がどうなっているのかを歯科医院で確認しましょうね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
初期虫歯であれば、再石灰化によって修復することができるとされています。
実際に、当院でも初期虫歯によるホワイトスポットの状態では、治療をせずに定期健診でその都度、確認していくことがほとんどであります。
まずは丁寧に歯垢を落とすことに加えて、その再石灰化を促進するためのホームケアがとても大切だと思います。
そして次に大切なのが、定期健診だといえます。
もし、虫歯が初期のもので、その進行がなく再石灰化が期待できるようなものであれば、積極的には削らない方がいいと思いますからね。
患者さんとしても、それを悪くさせないようにしようと、口腔内の衛生を保つのにモチベーションが上がる人も少なくは内ですからね。
歯科医院での歯科衛生士が行うブラッシング指導により、適切なブラッシング方法を身につけていただいて、虫歯の予防と初期虫歯の治療に励みましょうね。
そのためにも3ヶ月に1回は、定期健診にいらしていただけたらと思います。
2018/08/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯や歯周病は約9割が自己責任で防ぐことが可能と言われています。
口腔内を清潔に保ち、歯肉の状態を改善することで、虫歯や歯周病の増加を抑えることができます。
そうは言っても、自分だけの努力では限界がありますよね。。。
個人の努力も必要ですが、歯科医院でのクリーニングも併せて行えれば、もっともっと良い状態にできるのではないでしょうかね。
歯科医院専用の器具を使用することで、いつまでも自分の歯を使用することが可能になりますよ。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
医学的見地からのメリットを考えると、定期健診はその人の健康維持に非常に重要な役割があります。
まず、定期健診を受ける様になると、人は普段から健康に注意するようになります。
健康維持を意識していると自分の体調が少しでも悪くなれば、そのことに気づける様になり、早期に病院に行くようになります。
これは、早期発見、早期治療の第1歩となります。
また、定期的に健診を受けることにより、自分では気づかないことでも、血液検査、レントゲン、CTなどの検査により異常が見つかることがあります。
それがもし、重篤な疾患であれば早期に治療が出来るでしょうし、その他の病気でも早く対処することが出来、患者さんにとってあまり負担にならず治療を進めることが出来るのです。
この考えは医科のみならず、歯科においても重要です。
歯周病等の慢性疾患にかかっているならば、数か月おきに検査などを行い、病状を診査し、それに合わせて投薬を調整し、症状の安定、改善を行います。
悪くなっていれば、担当歯科医師はなぜ悪くなったのかを考え、患者さんに生活状況の変化、食生活の状況を問診し、そこに原因が有れば直すように指導をするものです。
このように定期的にチェックすることが病状の安定、改善の為に非常に重要なのですね。
歯科の定期健診というと軽く考えて、通わなくなる人も多いですが、それだと歯周病の進行は止められません。
是非、定期健診にはしっかり通い、プロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
2018/08/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯科医院で行うクリーニングは、セルフケアでは落としきれない汚れの除去が可能です。
定期的に受けることで歯周病の予防や改善、口臭の改善に繋がります。
毎日、ご自身で行っていただくブラッシングが大切なのは当然ですが、それでは落としきれない汚れがあります。
歯石や歯周ポケットに入り込んだバイオフィルムは定期的なクリーニングにより、キレイにしてあげることが大切です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
当院は定期健診(メンテナンス)における歯の検査や歯茎のチェックやプロフェッショナルクリーニングにおきましては、担当の歯科衛生士が責任を持って対処いたします。
この担当制は、患者さんの些細な変化も見逃さないようにしようと思うことから、そうさせていただいています(日程的に必ずしも担当制というわけではないですが。)。
もし、気になることがあったり、磨けない部位を抱えて心配ならば、歯科衛生士にご相談下さいね。
彼女たちは、日々、勉強して患者さんの健康に役立とうと一生懸命であります。
症例検討や勉強会に参加なども積極的に行っています。
最近も、彼女たちからPOICウオーターの勉強をしたいというリクエストを受けたため、POIC研究会の講師を呼び、当院で講義を開いていただきましたよ。
彼女たちは、真剣に5時間に及ぶ講習と実習を受けてPOICウオーターを使用したブラッシング方法を患者さん達に向けて、指導させていただいています。
これも、彼女たちが熱い気持ちを持って患者さんを虫歯や歯周病から守りたいという一心から、実現したものなのですね。。。
彼女たちの存在そのものが、医院の財産ですね。。。
本当に彼女たちの向上心と、自分達の成長のために歯科医療を通じて成長するんだという意欲は素晴らしいものがあります。
僕も彼女たちに刺激されて、勉強する意欲は尽きません。
どうぞ素晴らしい向上心を持った当院の歯科衛生士・歯科助手達を、何卒よろしくお願いいたします。
2018/08/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
テレビのCMなどで、歯周病という言葉を聞いたことがあると思います。
歯周病はどんな病気でしょうか。。。
歯周病は成人が歯を失う最も多い原因の病気とされています。
歯周病の原因は何か解りますか?
一言で言えば、歯の表面に付いてしまうヌルヌルです。
このヌルヌルをプラークといいます。
プラークはうがいだけでは取れなくなり、歯磨きをして除去しなければなりません。
もちろん1度キレイにしたら、再度付かなくなるという訳ではないのですね。
食事をしたり、毎日の生活で歯を磨いてキレイにしておかないとプラークはどんどん増えてしまいます。
特に寝る前の歯磨きは大切にして、1日の終わりにお口の中をしっかり磨いてリセットして、次の日をお迎え下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
よくこちらのブログでも、プラークやバイオフィルムといった言葉を使います。
皆さんは、この違いは分かりますか?
バイオフィルムも、歯周病菌や虫歯菌などの微生物やその代謝物の集合体です。
では「プラークとは何が違うの?」かというと、結論としては、バイオフィルムとプラークは同じものです。
そもそも、一昔前はほとんどの歯科関係者が歯垢のことを「プラーク」と呼んでいました。
しかし、いつ頃からでしょうか。
プラークの構造が洗濯機の排水溝やシンクの三角コーナーなどで見られるヌルヌルと同じ構造であることが、研究によって分かってきました。
ここで、このヌルヌルを指す言葉として登場してきたのが「バイオフィルム」です。
以降、バイオフィルムという言葉がさまざまな領域で扱われるようになり、ここから一部の歯科関係者がプラークをバイオフィルムと呼び始めたことで広がっていきました。
そういった経緯もあり、ドクターが歯垢をプラークと呼び、若いスタッフはバイオフィルムと呼ぶ傾向があるように思います。
「バイオフィルムとプラークは実は同じものです。」
従って、これを取り除くには、患者さんご自身による正しいブラッシングによる歯磨きが欠かせませんね。
しかし、患者さんご自身ではどうしても取り除けない部位もでてきてしまいます。
そのような部位は、歯科医院で定期健診の際に専用の器具で除去してもらうことをお薦めします。
2018/07/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
突然ですが、問題です。
「世界で一番かかる人が多い病気はなんだか知っていますか?」
答えは「歯周病」です。
世界で一番患者が多い病気としてギネスブックに載っています。
日本では成人の80%がかかっていると言われています。
また歯周病は歯を失う原因のナンバーワンですが、それを意識している人は少ないようです。
歯周病や虫歯を予防するために、当院では3ヶ月に1回の定期健診をお薦めしています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯茎から出血があったり、歯がグラつく、口臭があるなどが歯周病の症状です。
しかし、どのくらい歯周病が進行しているか把握している人は少ないです。
初期症状は気づきにくく、わかっていても軽く考えてしまい、自覚症状が出て歯科を受診した時には、かなり進行しているケースを多く見かけます。また、全身の健康に与える影響も大きいことがわかってきました。
歯周病などの口腔内疾患が全身に及ぼす影響は、誤嚥性肺炎、糖尿病、心内膜炎、動脈疾患、早産・低体重児出産などです。
一般的には、歯周病を含む生活習慣病は慢性疾患であり、健康寿命を縮める最大の原因と言われています。
歯周病を初めとする歯科疾患は、適切な予防により進行を抑え、病状を改善することが可能です。最も良い予防方法は、まず、かかりつけの歯科医院を受診してみることです。
そこで、精密な検査と専門家による予防処置を受け、セルフケアの方法を学び、日常生活のアドバイスを受けることにより、あなたのお口の健康度は飛躍的に高まります。
歯周病tと聞くと、歯石取りというイメージですが、それは正解ではありません。
歯石の表面についたバイオフィルム内に生息する細菌が口腔炎症を生み出しているのですね。
治療の際は、まずは歯肉縁上歯石を除去し表面についたバイオフィルムを取りのぞきます。
スケーリング後は殺菌水を使って口腔内を洗浄するのが効果的です。
歯周病菌は口腔内を移動し炎症を引き起こすため、できるだけ短期間で治療を受けることが大切です。
完全な根本治療は難しく、コントロールが必要な慢性疾患ですから、症状が落ち着いたとしても日常の適切なブラッシングと歯科医院での定期的な健診とクリーニングは絶対必要です。
患者さんにとってホームケアとしての効果が高く、バイオフィルムに働きかけるPOICウオーター(POIC研究会発行 当院でも取り扱っております。)も併用していただくと、ブラッシングにも効果が出ます。
日本では歯周病予防への意識が低いのが現状ですが、将来歯を失わないためにも定期検診で予防に努めることをお勧めいたします。