2018/11/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
3ヶ月に1度、定期的に来院されている方が、前回まで磨き残しのあったところがキレイになっていました。
理由を尋ねると、特に何もしていないと。。。
しばらくすると、思い出したように「そういえば、歯ブラシを幅広のタイプに変えました。」と仰いました。
磨き方、歯磨き粉を変えていなくても、歯ブラシの形が変わっただけで、当たるところが変わり、キレイに汚れを落とせていました。
ご自分の今までのやり方を変えるのは難しいですが、歯ブラシの形を変えると良い結果が出ることもあります。
いつも同じタイプの歯ブラシだけでなく、時々、別の歯ブラシを使ってみることをお薦めいたします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病の問題が進行してしまっている患者さんの治療を行う際には、出来る限り歯垢(プラーク)がない状態を目指したいところです。
この歯垢を除去すると言うことは、虫歯予防の観点からも重要です。
毎日よい歯磨きを続けるのは、根気がいることかも知れませんが、習慣になってしまえばそれ程大変でないという方が多くいらっしゃいます。
歯を守るために、少しずつでも理想の歯磨きを実践して頂ければと思います。
当院では、そのお手伝いをしっかりさせて頂きます。
良い歯磨きの効果は絶大です。
歯肉炎を初め、歯周病の予防や治癒のためにはこの正しいブラッシングができないと治癒には至りません。
もちろん虫歯予防のためにも、必須です。
それに付け加えて、定期的な健診と歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングも併せて必要ですよ。
なかなか大変なことでしょうが、一緒に頑張りましょうね。
2018/10/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
定期的に来院され、歯のお掃除をされている方の歯に小さい黒い点を発見しました。
虫歯になってしまいました。
ですが、定期的に診ている歯です。
今回、初めて発見できたのでホームケアに期待し、様子を見ることにしました。
進行がなければ、このまま様子を見ていっても大丈夫なくらいです。
定期的に受診されることで、削ることをせず、様子を見ていくこともできます。
今、ご自分の歯がどうなっているのかを歯科医院で確認しましょうね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
初期虫歯であれば、再石灰化によって修復することができるとされています。
実際に、当院でも初期虫歯によるホワイトスポットの状態では、治療をせずに定期健診でその都度、確認していくことがほとんどであります。
まずは丁寧に歯垢を落とすことに加えて、その再石灰化を促進するためのホームケアがとても大切だと思います。
そして次に大切なのが、定期健診だといえます。
もし、虫歯が初期のもので、その進行がなく再石灰化が期待できるようなものであれば、積極的には削らない方がいいと思いますからね。
患者さんとしても、それを悪くさせないようにしようと、口腔内の衛生を保つのにモチベーションが上がる人も少なくは内ですからね。
歯科医院での歯科衛生士が行うブラッシング指導により、適切なブラッシング方法を身につけていただいて、虫歯の予防と初期虫歯の治療に励みましょうね。
そのためにも3ヶ月に1回は、定期健診にいらしていただけたらと思います。
2018/08/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯や歯周病は約9割が自己責任で防ぐことが可能と言われています。
口腔内を清潔に保ち、歯肉の状態を改善することで、虫歯や歯周病の増加を抑えることができます。
そうは言っても、自分だけの努力では限界がありますよね。。。
個人の努力も必要ですが、歯科医院でのクリーニングも併せて行えれば、もっともっと良い状態にできるのではないでしょうかね。
歯科医院専用の器具を使用することで、いつまでも自分の歯を使用することが可能になりますよ。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
医学的見地からのメリットを考えると、定期健診はその人の健康維持に非常に重要な役割があります。
まず、定期健診を受ける様になると、人は普段から健康に注意するようになります。
健康維持を意識していると自分の体調が少しでも悪くなれば、そのことに気づける様になり、早期に病院に行くようになります。
これは、早期発見、早期治療の第1歩となります。
また、定期的に健診を受けることにより、自分では気づかないことでも、血液検査、レントゲン、CTなどの検査により異常が見つかることがあります。
それがもし、重篤な疾患であれば早期に治療が出来るでしょうし、その他の病気でも早く対処することが出来、患者さんにとってあまり負担にならず治療を進めることが出来るのです。
この考えは医科のみならず、歯科においても重要です。
歯周病等の慢性疾患にかかっているならば、数か月おきに検査などを行い、病状を診査し、それに合わせて投薬を調整し、症状の安定、改善を行います。
悪くなっていれば、担当歯科医師はなぜ悪くなったのかを考え、患者さんに生活状況の変化、食生活の状況を問診し、そこに原因が有れば直すように指導をするものです。
このように定期的にチェックすることが病状の安定、改善の為に非常に重要なのですね。
歯科の定期健診というと軽く考えて、通わなくなる人も多いですが、それだと歯周病の進行は止められません。
是非、定期健診にはしっかり通い、プロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
2018/08/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯科医院で行うクリーニングは、セルフケアでは落としきれない汚れの除去が可能です。
定期的に受けることで歯周病の予防や改善、口臭の改善に繋がります。
毎日、ご自身で行っていただくブラッシングが大切なのは当然ですが、それでは落としきれない汚れがあります。
歯石や歯周ポケットに入り込んだバイオフィルムは定期的なクリーニングにより、キレイにしてあげることが大切です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
当院は定期健診(メンテナンス)における歯の検査や歯茎のチェックやプロフェッショナルクリーニングにおきましては、担当の歯科衛生士が責任を持って対処いたします。
この担当制は、患者さんの些細な変化も見逃さないようにしようと思うことから、そうさせていただいています(日程的に必ずしも担当制というわけではないですが。)。
もし、気になることがあったり、磨けない部位を抱えて心配ならば、歯科衛生士にご相談下さいね。
彼女たちは、日々、勉強して患者さんの健康に役立とうと一生懸命であります。
症例検討や勉強会に参加なども積極的に行っています。
最近も、彼女たちからPOICウオーターの勉強をしたいというリクエストを受けたため、POIC研究会の講師を呼び、当院で講義を開いていただきましたよ。
彼女たちは、真剣に5時間に及ぶ講習と実習を受けてPOICウオーターを使用したブラッシング方法を患者さん達に向けて、指導させていただいています。
これも、彼女たちが熱い気持ちを持って患者さんを虫歯や歯周病から守りたいという一心から、実現したものなのですね。。。
彼女たちの存在そのものが、医院の財産ですね。。。
本当に彼女たちの向上心と、自分達の成長のために歯科医療を通じて成長するんだという意欲は素晴らしいものがあります。
僕も彼女たちに刺激されて、勉強する意欲は尽きません。
どうぞ素晴らしい向上心を持った当院の歯科衛生士・歯科助手達を、何卒よろしくお願いいたします。
2018/08/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
テレビのCMなどで、歯周病という言葉を聞いたことがあると思います。
歯周病はどんな病気でしょうか。。。
歯周病は成人が歯を失う最も多い原因の病気とされています。
歯周病の原因は何か解りますか?
一言で言えば、歯の表面に付いてしまうヌルヌルです。
このヌルヌルをプラークといいます。
プラークはうがいだけでは取れなくなり、歯磨きをして除去しなければなりません。
もちろん1度キレイにしたら、再度付かなくなるという訳ではないのですね。
食事をしたり、毎日の生活で歯を磨いてキレイにしておかないとプラークはどんどん増えてしまいます。
特に寝る前の歯磨きは大切にして、1日の終わりにお口の中をしっかり磨いてリセットして、次の日をお迎え下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
よくこちらのブログでも、プラークやバイオフィルムといった言葉を使います。
皆さんは、この違いは分かりますか?
バイオフィルムも、歯周病菌や虫歯菌などの微生物やその代謝物の集合体です。
では「プラークとは何が違うの?」かというと、結論としては、バイオフィルムとプラークは同じものです。
そもそも、一昔前はほとんどの歯科関係者が歯垢のことを「プラーク」と呼んでいました。
しかし、いつ頃からでしょうか。
プラークの構造が洗濯機の排水溝やシンクの三角コーナーなどで見られるヌルヌルと同じ構造であることが、研究によって分かってきました。
ここで、このヌルヌルを指す言葉として登場してきたのが「バイオフィルム」です。
以降、バイオフィルムという言葉がさまざまな領域で扱われるようになり、ここから一部の歯科関係者がプラークをバイオフィルムと呼び始めたことで広がっていきました。
そういった経緯もあり、ドクターが歯垢をプラークと呼び、若いスタッフはバイオフィルムと呼ぶ傾向があるように思います。
「バイオフィルムとプラークは実は同じものです。」
従って、これを取り除くには、患者さんご自身による正しいブラッシングによる歯磨きが欠かせませんね。
しかし、患者さんご自身ではどうしても取り除けない部位もでてきてしまいます。
そのような部位は、歯科医院で定期健診の際に専用の器具で除去してもらうことをお薦めします。