2024/08/01
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初期むし歯は、要観察歯またはCOとも呼ばれ、穴のあいたむし歯になる一歩手前の状態です。
歯の表面のエナメル質が溶け出した「脱灰」という状態で、痛みもなく見た目も健康な歯とあまり変わりませんが、歯の表面が白濁していたり、歯の溝が黒くなっています。
この段階では、溶け出したエナメル質の成分が戻ってくる「再石灰化」が起こる可能性があるので、通常治療を行わずに経過観察とします。
再石灰化せずに、むし歯が進行すると治療を行います。
フッ化物が配合された歯磨剤は、「再石灰化」を促進する作用やエナメル質を強くしたりむし歯菌の活動を抑制する作用もあるので、フッ化物配合歯磨剤でしっかりと歯を磨きましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯の進行や治療の基準になるのは上記に書いてある通りですね。
歯が穴が開かないようにするのは自分だけの判断では難しいものです。
気になる方はご相談くださいね。
2024/07/20
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
同じ歯を何度も治療している。
そんな経験はありませんか?
成人の方の虫歯治療の約80%は、過去に治療した歯の再治療(二次カリエス)と、いうデータがあります。
治療した歯を再治療する際には、さらに歯を削る必要があります。その度に歯はダメージを受けるので、歯の寿命が短くなることも少なくありません。
治療後、虫歯再発(二次カリエス)と、ならないように、予防の第一歩としては、毎日の歯磨きが大切です。
そして、歯科医院での定期健診・メンテナンスで、気づきにくい二次カリエスのチェックやケアをしていただければ、と思います。
より確実に予防したい、という場合には、治療時の詰め物の選択肢として、自費治療にはなりますが、適合性・耐久性・防汚性に優れたセラミックも、おすすめしています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯や根の治療をした後にまた再発することはなくはないです。
できるだけ再発がないようにするには、定期健診をするのと再発を起こしにくい被せ物や詰め物にするのが有効だと思います。
気になる方はご相談いただけたらと思います。
2024/07/13
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、詰めた金属がら歯間ブラシをしたら外れたという患者様が来院されました。
新しく詰める物は歯間ブラシをしても外れない物が良いとの事でした。
金属が外れる原因としては、大きく2つ考えられます。
1.再び虫歯になってしまった
2.噛み合わせの変化などの原因により隙間ができ、歯と金属の間のセメント部分に水分が入り込み、取れてしまった。
金属は、金属と歯の間をセメントで埋める事で、接着されています。
自分の歯がすり減り噛み合わせが変わると、外れ安くなる事があります。
定期的な検診を受け、噛み合わせの確認や、詰め物の適合性の確認は必要です。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
どうしても、被せ物は人工物をセメントで合着しているものなので、外れないと言い切ることはできないものです。
唾液によるセメントの溶出や咬み合わせの力による作用が絡みますからね。
極力は取れにくいものを提供できたらと思ってはいます。
2024/07/07
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
一つ目は詰め物や被せ物を歯と接着するセメントの劣化です。少しずつ唾液によって劣化してきてしまいます。
二つ目は詰め物の下で虫歯になっている場合です。金属も使っていると劣化してくるのでその隙間から虫歯になる可能性があります。
三つ目は噛み合わせが変わった、歯軋り食い縛りがあることです。経年により噛み合わせが変わったり、歯軋り食い縛りかると詰め物や被せ物に力が強くかかり外れやすくなります。
また外れてしまった場合は外れたままで放置すると虫歯が進行したり歯が欠けたりする可能性があるので早めに歯科医院を受診しましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
被せ物や詰め物が外れる原因は上記に挙げるものが多いですね。
特に、歯軋りなどの咬み合わせの力により被せ物が外れる場合は結構、短期間で外れてしまうことがあります。
いずれにしても、外れてしまったら早めに歯科医院に行きましょう。
2024/06/16
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯の神経の処置を終えて、詰め物で修復を終えることも日常の臨床ではよくあります。
でも、一つよく問題になるのが歯の神経を取った後は時間を経て色が変わってくるのですね。。。
その歯が、特に前歯だったりするとかなり気になります。
メンテナンスの際に、その旨を聞くために「この歯は色が余りようないように見えますが、気になりませんか?」と尋ねると「結構気になります。」という返答を聞きます。
先生から、その歯の説明を聞くと大方、歯の神経が死んでいる、もしくは神経を取られている歯だったりします。
当院でその歯のお悩みを解決するとしたら、ブリーチング(漂白)かセラミック冠を被せる処置になりますね。
この二つはどちらも保険診療ではできないものです。
ブリーチングとは、歯の見えないところに穴を少し開けて、薬剤(漂白剤)を置いておきます。
それを週1回交換し、だいたい4,5回すると色が天然歯の色と同じようになっていきます。
満足する色に戻ったら、あけた穴をプラスチック製剤で埋めて終わりです。
この方法は割と安価ですが、時間がかかります。
そして後戻りがあるため、2,3年するとまた同じようになってしまうということも見たことがあります。
セラミック冠を使用する場合は、歯を削って形を整え被せるという方法です。
これは、回数もそれほどかからないですね。
保険診療では使用できないセラミックを使用すれば後戻りの心配もほとんどないですからね。
でも、デメリットしては金額が高いです。
患者さんの考え方もあり、どの方法が一番いいとかは言えませんがそれぞれのメリット・デメリットを鑑みていただいて、よく話し合ってから決められたらいいなと思います。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯の神経が無くなったもの、いわゆる失活歯は生活史と比べて色が経時的に変わっていくことがよく知られています。
その対処法として、上記の方法がよく使われるかと思いますね。
もし、歯の神経の処置後や、歯をぶつけた後で歯の色が変わっていることがあるのならば、ご相談いただけたらと思います。