2018/07/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
記録的な猛暑が続いていますね。
皆さん、体調はいかがですか?
連日、熱中症についてのニュースも多いですよね。
熱中症対策にこまめな水分補給が大切ということは、今や皆さんもご存じのことと思います。
その中でも、ナトリウム(塩分)やカリウム、マグネシウムが含まれたスポーツドリンクで水分を取る方が多いと思いますが。。。
熱中症対策には、有効なスポーツドリンクが口の中には悪影響になることも。。。
スポーツドリンクには糖分も多く含まれているため(500ミリグラム中に3グラムのスティッくシュガーが10本近くも)、ダラダラと飲み続けると虫歯の原因になることも、ありえます。
これらを飲んではダメということではないのですが、大量に汗をかいたときは有効ですが、普段の水分補給には水・お茶で十分なことも多くあるということは知っておいて下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記のブログについてと院長の追加コメント
人は汗をかくと、体内の水分と一緒に塩分も失われる事は知っていますよね。
水分と塩分の両方が過度に減少すると、いわゆる脱水症状になってしまいます。
そのため、汗をかく夏場の水分補給は、意識して塩分の補給もしなくてはなりませんね。
脱水症状が進むと熱中症になり、体温調節ができなくなって高熱状態になります。
また、汗と一緒にカルシウムやマグネシウムなども体外に排出されてしまいます。
こうした点に注目して開発されたのがスポーツドリンクです。
スポーツドリンクには、ナトリウム(塩分)やカリウム、マグネシウムが含まれています。
さらに、体液の組成成分に近い電解質の状態になっているので、飲むと素早く体に吸収されるのがメリットといえます。
水分に加えて塩分やミネラルもさっと体に補給できるという点においては、スポーツドリンクは熱中症対策としては有効な飲み物であるといえるのかもしれないです。
でも、歯にとってはあまり良いことばかりではないですね。
500ミリリットル中に砂糖が20~30グラムも入っているのでは、ほとんどジュースと変わらないものと言って良いと思います。
それこそ、フレバーウオーターにはもっと糖分が入っていると思います。
多発性の虫歯ができる子は、ほぼ間違いなく甘い物をしょっちゅう口にしている傾向があると思います。
これから暑くなっていき、スポーツの際に飲む飲み物は今後は歯のことも考えると、スポーツドリンクの過度な摂取は気をつけていただきたいと思いますね。
場合によっては、スポーツドリンクを水で薄めるようなことをしてもいいかもしれませんね。。。
2018/07/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
新潟県は12歳以下の虫歯数が全国で最も少ない0.4本でした。
これは18年連続だそうです。
小学生の頃から、昼食後の歯磨きやフッ素洗口をしているからでしょうかね?
最近は歯科医院に行ったことがない若い世代の方も増えています。
そして、歯科医院へ行くタイミングも解らないという声も聞かれます。
痛みが出てからでは、虫歯になってしまいます。
痛みがない今だからこそ、歯の健診を行ってみてください。
いつまでも虫歯のないキレイな歯でいられますよ。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記のブログに対する院長の追加コメント
新潟県は12歳以下の虫歯の数が、全国で一番少ないようですね。これは、小学校での歯磨き指導やフッ素洗口が導入されているからかもしれませんね。。。
今回はフッ素について詳しく話したいと思います。
歯は食べ物を食べたり、口腔内の細菌などにさらされたりすることで、カルシウムやリンなどが溶け出してしまいます。
放っておけば虫歯菌に侵されて虫歯になったりしてしまうわけですね。
歯からカルシウムやリンが溶け出す機序は、口の中に残った食物残渣を虫歯菌が食べて代謝する事で老廃物として酸を出します。
それが歯に付着することでCaやリンが溶け出し、「脱灰」する事になります。
フッ素は、その溶け出したカルシウムやリンを歯に再び吸収する作用「再石灰化」を促進して、健康な歯へと導いてくれる役割を果たすものです。
つまり、再石灰化とは歯を守るための非常に大切なメカニズムで、この「脱灰」と「再石灰化」の均衡が壊れると、虫歯になりやすくなってしまいます。
そこで、積極的にフッ素を用いて再石灰化を促進する事によって歯の表面が強化され、脱灰しにくくなることがわかっています。
それだけフッ素が促進する再石灰化のパワーは絶大なのです。
またフッ素は、表面を酸に溶けにくい状態に修復してくれ、虫歯菌から歯を守ってくれます。
歯の表面が酸などで溶けてしまうと、虫歯菌などの細菌が侵食しやすくなります。
しかし、フッ素でガードして強い歯を作ることで、細菌に負けないように守ってくれるのです。
さらにフッ素は、歯を酸から守るように保護してくれるだけでなく、酸の働きそのものを弱まらせるようにも働きかけてくれます。
そのため、もし多少の磨き残しの歯垢があったとしても、生み出す虫歯の原因菌の働きを弱め、発生させる酸の量を抑えてくれるのです。
この作用が虫歯予防の一つの砦となり、より虫歯になりにくい環境を整えてくれるのですね。
このフッ素は歯磨き粉にも含有されています。
これまで日本では、歯磨き粉のフッ素濃度が1000ppm以下であったのですが、最近になって欧米並みの1500ppm まで認められるようになり、各業者が製品化しております。
是非、皆さんフッ素含有の歯磨き粉を使って虫歯予防に励みましょう!
2018/07/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、歯磨き粉をどのように選んでますか?
「好きな女優さんがテレビでCMしていたから。」、「家族が使っているから。」なんて理由だったりしませんか?
歯磨き粉を選ぶポイントとしては、ご自分のお口の状態を把握してお悩みに合ったものを使ってもらう事が大切だと思います。
例えば、、、
・虫歯になりやすい
・歯がしみる
・着色が気になる
・歯周病のリスクが高い
・口臭が気になる
など
人によって症状は様々です。
目的に合った歯磨き粉を選んで、お口のお悩みを改善しましょう。
自分に合う歯磨き粉が解らないという方は、一度お口の中を確認させていただきたいと思います。
気になる方は、ご相談を。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記のブログに対する院長の追加コメント
皆さんは、恐らくフッ素配合の歯磨き粉を使用しているかと思います。
市販の歯磨き粉といえど、ほとんどの歯磨き粉にはフッ素が含有されていますからね。
そのため、ここではフッ素のお話をさせていただきたく思います。
歯は食べ物を食べることにより、細菌などにさらされたりすることで、カルシウムやリンなどが溶け出してしまいます。
放っておけば虫歯菌に侵されて虫歯になったりしてしまうわけですね。
歯からカルシウムやリンが溶け出す機序は、口の中に残った食物残渣を虫歯菌が食べて代謝する事で老廃物として酸を出します。
それが歯に付着することでカルシウムやリンが溶け出し、「脱灰」する事になります。
フッ素は、その溶け出したカルシウムやリンを歯に再び吸収する作用「再石灰化」を促進して、健康な歯へと導いてくれる役割を果たすものです。
つまり、再石灰化とは歯を守るための非常に大切な要素で、この「脱灰」と「再石灰化」の均衡が壊れると、虫歯になりやすくなってしまいます。
そこで、積極的にフッ素を用いて再石灰化を促進する事によって歯の表面が強化され、脱灰しにくくなることがわかっています。
またフッ素は、表面を酸に溶けにくい状態に修復してくれ、虫歯菌から歯を守ってくれます。
歯の表面が酸などで溶けてしまうと、虫歯菌などの細菌が感染しやすくなります。
しかし、フッ素でガードして強い歯を作ることで、細菌に負けないように守ってくれるのです。
さらにフッ素は、歯を酸から守るように保護してくれるだけでなく、酸の働きを弱まらせるようにも働きかけてくれます。
そのため、もし多少の磨き残しの歯垢があったとしても、生み出す虫歯の原因菌の働きを弱め、発生させる酸の量を抑えてくれるのですね。
この作用が虫歯予防のための一つの防波堤となり、より虫歯になりにくい環境を整えてくれるのです。
これまで日本では、歯磨き粉のフッ素濃度が1000ppm以下であったのですが、最近になって欧米並みの1500ppm まで認められるようになり、各業者が製品化しております。
是非、皆さんフッ素含有の歯磨き粉を使って虫歯予防に励みましょう!
2018/07/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯ができやすい場所を知っていますか?
トップ4は、奥歯の噛み合わせの面、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、被せ物の下です。
虫歯になりやすいところは汚れを取りにくい場所なのですね。
それ故に歯垢が付いたままになりやすく、見えにくいので、つい、きちんと歯を磨いたつもりでも磨けていないことが多いのですね。。。
特に被せ物の下は、虫歯になっているかどうかの判定はしにくいものです。
きちんと磨けているか、鏡でチェックするのはもちろんですが、虫歯になっていないか歯科医院で定期的に診てもらいましょうね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
歯磨きをする際には、奥歯の歯と歯の間までしっかり汚れが取れるように、歯ブラシの毛先をしっかり当てて磨きましょう。
また、歯と歯茎の間や、前歯と前歯の間も虫歯になりやすいところです。
お子さんの場合で、保護者の方が仕上げ磨きをする時は、こうした虫歯になりやすい部位を意識して、きれいにブラッシングしてあげましょう。
歯と歯の間は、普通の歯ブラシだけでは、不十分です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れをしっかり落としてあげましょう。
初期の虫歯なら、患部を削らずに様子を見ていくこともあります。
これだと、特に小さい子どもさんでも、虫歯治療の負担を感じなくてすみます。
でも、定期健診で歯医者さんに診てもらう事をお薦めいたします。
もし、穴が開いているなどの虫歯を自覚していたら、しっかり治療に努めましょうね。
虫歯を放っておいても、良いことは絶対にありませんからね。。。
2018/06/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯、歯周病、口臭。。。
それら、お口のトラブルのほとんどは、細菌が原因になっています。
歯磨きをしていても、悩まれている方は少なくありません。
そんな方に、是非、お勧めしたいのがPOICウオーターです。
細菌が自らを守るためにバリアを張るバイオフィルムを分解して、除菌ができるお水です。
薬品ではないので、安心してどんな方にも使っていただけます。
POICウオーターで日々ののホームケアに洗口を取り入れることで、かなりの細菌を減らすことができ、虫歯の発生率をグンと下がるデータも出ています。
詳しくは、当院スタッフにお聞き下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
日常のホームケアは、ほとんどの方が自分なりには毎日、行っていると思います。
でもやり方や、補助用具を使っているかにもよりますが、多くの方はなかなか合格点には至らないため、虫歯や歯周病になってしまいます。
そのようなことをいっている僕も、磨き残しがあったために虫歯になってしまったという経験があります。
でも、それからというもの、その部位を歯ブラシ一本で、全て磨くことはできないということを知っているので、補助用具を使うようにしていますよ。
それはデンタルフロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシといわれるものですね。
1日1回はやってますね。
これを併用することによって、かなり磨けるかと思います。
でも、それでも磨けない部位は存在します。
例えば、深い歯周ポケット内などは、ブラシの毛先が届きようがないですからね。
そのような人には、洗口液でモグモグうがいをすることも勧めています。
その使用している洗口液というのが、当院で導入しているPOICウオーターというものです。
これはタンパク分解型除菌水と言われるもので、その除菌力はすごいです。
そのデータもPOIC研究会で実証済みです。
高純粋塩と精製水で特別な機械で電気分解され、次亜塩素酸イオン水でph値が9.0に設定されています。
これを口腔内に入れることにより、次亜塩素酸イオンから中和して次亜塩素酸に変わり、殺菌水となるのですね。
次亜塩素酸というと薬品のイメージを持つ人が多いですが、このPOICウオーターは薬品配合はされず副作用もありません。
そもそも次亜塩素酸は血液中の好中球に含まれる成分です。
これが細菌と戦うために必要な成分なのですね。
僕は、このPOICウオーターの除菌力に魅せられてしまい、POIC研究会発行のホームケアアドバイザーの資格を取得しました。
このPOICウオーターを臨床に使用するようになって、患者さんで明らかに歯周病に悩む人には効いていますし、歯間部分から虫歯をしょっちゅう作ってくる方にも確実に効果を感じています。
プールの水でうがいしているような味と臭いがするのが、少々難点ですが、これも口の中の細菌に反応することによって、臭いを強く感じるので、継続使用していくうちに口の中がきれいになるためほとんど感じなくなりますよ。
本当に良いものなので、さらに薦めていって患者さんの口の健康を守るために予防に励んでもらえたらと思っています。
※当院では、このPOICウオーターを扱っております。もし、ご希望であれば院長、スタッフから説明を聞いていただき、治療の一環として使用していただくための同意書にサインをいただいて有料でお渡しすることが可能です。