2018/11/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯の磨き方で大切なのは持ち方、当て方、動かし方です。
普段、歯を磨くときに歯ブラシはしっかりと歯茎にも当てていますか?
ゴシゴシと力を入れすぎず、汚れが溜まりやすいところを意識して磨いていますか?
何気なくしてしまいがちな歯磨きも、考えて磨くようにすると歯と歯茎の健康寿命がグンと延びますよ。
ブラシの当て方、磨き方など気になることは当院の歯科衛生士にご相談下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯磨きをする際には、奥歯の歯と歯の間までしっかり汚れが取れるように、歯ブラシの毛先をしっかり当てて磨きましょうとよく言われていますね。
特に、歯と歯茎の間や、前歯と前歯の間も虫歯になりやすいところです。
歯と歯の間は、普通の歯ブラシだけでは、不十分です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れをしっかり落としてあげましょう。
初期の虫歯なら、患部を削らずに様子を見ていくこともあります。
でも、定期健診で歯医者さんに診てもらう事が大切ですよ。
もし、穴が開いているなどの虫歯を自覚していたら、しっかり治療に努めましょうね。
虫歯を放っておいても、良いことは絶対にありませんからね。。。
まずは、予防のために自分でできる歯磨きを鏡を見て確認することをお勧めいたしますよ。
2018/11/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今年の10月からりんご歯科医院に歯科助手として新しく入りました、伊藤と申します。
何卒宜しくお願いいたします。
これから、皆さんのお口の健康を一緒にサポートしていけたらと思います。
さて、皆さんは定期健診にどのくらいの頻度で行かれていますか?
何より、歯科健診に行かれたことはありますか?
歯の痛みや虫歯が無いと思っていても、定期的に歯科健診を受けることがとても大切です。
・虫歯のチェック
・歯茎のチェック
・ブラッシング指導
・プラーク歯石の除去
隠れているかもしれない虫歯の早期発見、コーヒーなどの表面の着色汚れを取り除くことができます。
日々の虫歯や歯周病予防のために、定期的な歯科健診をお薦めいたします。
(りんご歯科医院 歯科助手 R.I)
上記ブログについての院長の追加コメント
定期健診を受けることで、人は普段から健康に注意するようになります。
健康維持を意識していると自分の体調が少しでも悪くなれば、そのことに気づける様になり、早期に病院に行くようになります。
これは、早期発見、早期治療の第1歩となります。
また、定期的に健診を受けることにより、自分では気づかないことでも、血液検査、レントゲン、CTなどの検査により異常が見つかることがあります。
それがもし、重篤な疾患であれば早期に治療が出来るでしょうし、その他の病気でも早く対処することが出来、患者さんにとってあまり負担にならず治療を進めることが出来るのです。
この考えは医科のみならず、歯科においても最も重要です。
歯周病等の慢性疾患にかかっているならば、数か月おきに検査などを行い、病状を診査し、それに合わせて投薬を調整し、症状の安定、改善を行います。
悪くなっていれば、担当歯科医師はなぜ悪くなったのかを考え、患者さんに生活状況の変化、食生活の状況を問診し、そこに原因が有れば直すように指導をするものです。
このように定期的にチェックすることが病状の安定、改善の為に非常に重要なのですね。
歯科の定期健診というと軽く考えて、通わなくなる人も多いですが、それだと歯周病の進行は止められません。
歯周病を完全に根本的に治癒させるのはかなり困難なのです。
一度歯周病菌に感染してしまったら、それを完全に除去することを考えるよりも、コントロールしていく処置が必要なのですね。
そのためには、定期健診にはしっかり通い、プロフェッショナルケアを受けるようにしましょう。
2018/11/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
健康な成人の場合、唾液は1日に平均1.5ℓほど分泌されます。
でも、それが何らかの理由によって唾液が減少し、口腔内が乾燥した状態をドライマウス「口腔乾燥症」などと呼んでいます。
ドライマウスの原因としては、まず緊張やストレス、口呼吸、薬の副作用などがあります。
また、ドライマウスになると歯周病、虫歯のリスクが高くなる、食事が困難になる、舌の痛み、口臭の悪化などの症状が現れることも。。。
心当たりのある方はご相談を。。。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
口臭が気になる、口の中が渇く、歯周病が気になる・・・。など、お口の中の状態が悪くて、思い切り笑えない、食べられない、しゃべれないといった経験はありますか?
こうした悩みを解消し、口の中も体の中も元気にするために役立ててほしいのが、誰もが持っている「唾液」です。
唾液には食べ物を分解して吸収しやすい形に変える「消化作用」や傷を早く治す「抗菌作用」、病原菌を寄せ付けない「清浄作用」などがよく知られております。
さらに唾液には、筋肉、内臓、骨などの育成を助ける「パロチン」、脳を活性化して若返らせる「NGF」、皮膚を修復して新陳代謝を促進する「EGF」といったホルモンが含まれ、《唾液がたくさん出る=若返る》と言えるのです。
そこで、皆様に万能薬の「唾液」を増やすために生活習慣で気を付けていただきたいことを下に記しますね。
食事の際の新習慣の提案
1. お茶等の水分で食べ物を流し込まない。
最近は、ジュースやお茶を食事の際に、飲まれる方が多いですよね。でも、かつての日本人はよく噛んで唾液をしっかり出し、唾液と一緒に食べ物を飲み込んでいました。よく噛まずに、水やお茶で流し込む習慣は意識してやめましょう。
2. 食材を工夫して噛む回数を増やす。
唾液の分泌を促すには、口の周りの筋肉が発達していることが大切です。その筋肉を発達させるためには、簡単に飲みこめる状態にならない噛みごたえのある食材です。よって、食材の工夫も大切です。
3. 正しい姿勢で奥歯だけでなく前歯も使って、しっかり食べる。
食事中の姿勢が悪い人は前歯を使って食べることがなく、唾液が出にくくなります。そして、食事中は両足をしっかり床につけて、正しい姿勢で食べましょう。
これらのことを意識して、皆様も是非やってみてくださいね。万能薬の唾液量を増やすことによって、体にもお口の健康にも良いことずくめですね。
2018/11/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯磨き粉の多くにフッ化物が配合されています。
フッ化物入りの歯磨き粉の使用は虫歯予防の効果を期待できます。
最近では、歯周病予防や漂白効果など様々な効能の歯磨き粉が市販されていますが、どのような歯磨き粉が市販されていますが、どのような歯磨き粉を使用した場合にも正しいブラッシングを行うことが大切です。
歯磨き粉の効果に頼りすぎない事も大切です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
ほとんどの方は、恐らくフッ素配合の歯磨き粉を使用しているかと思います。
市販の歯磨き粉といえど、ほとんどの歯磨き粉にはフッ素が含有されていますからね。
今日は、ここではフッ素のお話をさせていただきたく思います。
歯は食べ物を食べることにより、細菌などにさらされたりすることで、カルシウムやリンなどが溶け出してしまいます。
放っておけば虫歯菌に侵されて虫歯になったりしてしまうわけですね。
歯からカルシウムやリンが溶け出す機序は、口の中に残った食物残渣を虫歯菌が食べて代謝する事で老廃物として酸を出します。
それが歯に付着することでカルシウムやリンが溶け出し、「脱灰」する事になります。
フッ素は、その溶け出したカルシウムやリンを歯に再び吸収する作用「再石灰化」を促進して、健康な歯へと導いてくれる役割を果たすものです。
つまり、再石灰化とは歯を守るための非常に大切な要素で、この「脱灰」と「再石灰化」の均衡が壊れると、虫歯になりやすくなってしまいます。
そこで、積極的にフッ素を用いて再石灰化を促進する事によって歯の表面が強化され、脱灰しにくくなることがわかっています。
またフッ素は、表面を酸に溶けにくい状態に修復してくれ、虫歯菌から歯を守ってくれます。
歯の表面が酸などで溶けてしまうと、虫歯菌などの細菌が感染しやすくなります。
しかし、フッ素でガードして強い歯を作ることで、細菌に負けないように守ってくれるのです。
さらにフッ素は、歯を酸から守るように保護してくれるだけでなく、酸の働きを弱まらせるようにも働きかけてくれます。
そのため、もし多少の磨き残しの歯垢があったとしても、生み出す虫歯の原因菌の働きを弱め、発生させる酸の量を抑えてくれるのですね。
この作用が虫歯予防のための一つの防波堤となり、より虫歯になりにくい環境を整えてくれるのです。
これまで日本では、歯磨き粉のフッ素濃度が1000ppm以下であったのですが、最近になって欧米並みの1500ppm まで認められるようになり、各業者が製品化しております。
是非、皆さんフッ素含有の歯磨き粉を使って虫歯予防に励みましょう!
2018/11/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「歯磨き頑張っているのに虫歯ができてしまう。。。」こんな言葉をよく聞きます。
そのような方は果たして、隅々まで磨けているのでしょうか?
歯ブラシが当てにくいところはありませんか?
歯と歯の間は歯間ブラシやデンタルフロスを使用していますか?
使っている歯ブラシの毛先が広がってはいませんか・
「磨いている」と「磨けている」は違いますね。
お口の中は人それぞれ違います、ということは磨き方も人それぞれ変えなくてはいけません。
定期健診で自分の磨けない苦手なところを見つけて、どう対処したら良いか聞いてみませんか?
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
よくこちらのブログでも、プラークやバイオフィルムの除去のためのブラッシング指導の話をしています。
皆さんは、プラークとバイオフィルム、この違いは分かりますか?
バイオフィルムも、歯周病菌や虫歯菌などの微生物やその代謝物の集合体です。
では「プラークとは何が違うの?」かというと、結論としては、バイオフィルムとプラークは同じものです。
そもそも、一昔前はほとんどの歯科関係者が歯垢のことを「プラーク」と呼んでいました。
しかし、いつ頃からでしょうか。
プラークの構造が洗濯機の排水溝やシンクの三角コーナーなどで見られるヌルヌルと同じ構造であることが、研究によって分かってきました。
ここで、このヌルヌルを指す言葉として登場してきたのが「バイオフィルム」です。
以降、バイオフィルムという言葉がさまざまな領域で扱われるようになり、ここから一部の歯科関係者がプラークをバイオフィルムと呼び始めたことで広がっていきました。
そういった経緯もあり、ドクターが歯垢をプラークと呼び、若いスタッフはバイオフィルムと呼ぶ傾向があるように思います。
「バイオフィルムとプラークは実は同じものです。」
そして、これを取り除くには、患者さんご自身による食後の正しいブラッシングによる歯磨きが欠かせませんね。
しかし、患者さんご自身ではどうしても取り除けない部位もでてきてしまいます。
そのような部位は、歯科医院で定期健診の際に専用の器具で除去してもらうことをお薦めします。