2022/02/01
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さん、歯周病という言葉は聞いた事がありますよね。
歯周病は国民の70%が抱えているといわれています。
とても身近な疾患である歯周病ですが、原因は何かご存知ですか?
歯磨きを丁寧にしていない事が原因だと思う方が多いかもしれませんね。
もちろんそれも原因の1つですが、他にもあります。
歯周病の原因は細菌因子、宿主因子、環境因子の3つに大別されます。
細菌因子とは、ポルフィロモナス・ジンジバリスやタンネレラ・フォーサイシア、トレポネーマ・デンティコーラなどの細菌や内毒素などです。
宿主因子には、歯列不正や歯の形態異常、年齢や糖尿病などの疾患も含まれます。
最後に環境因子です。環境因子には喫煙、ストレス、薬の副作用などがあります。
ここに書ききれないほどたくさんの歯周病の原因がまだまだあります。
歯周病の予防や治療は簡単ではありませんが、何もしないよりは歯科医院に来ていただいて治療を受けることが1番だと思います。
心配な方は是非ご相談くださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病の患者さんは非常に多いのが現状ですね。
慢性疾患のため、一度なってしまうと中等度以上の人が急激に良くなることはないと思います。
そのため、歯科医院での治療は必須になるかと思います。
また、根本的治療が難しいことから、その後のメンテナンスも非常に大切なのでご理解くださいね。
2022/01/27
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では、根管治療(歯の根っこの神経を取る治療)の際にラバーダム防湿を行っております。
ラバーダム防湿とは、治療する歯のみをゴムのシートで隔離し、唾液や浸出液などの細菌が入らない、器具の誤飲などを防ぐために行う治療方法です。
ラバーダム防湿のメリットとして、
・唾液による感染を防ぐ
根管治療で大切なことは根の中の無菌化です。
唾液中には多くの細菌が存在しているため、ラバーダム防湿を行わないと唾液が入り込んでしまい無菌化できません。
・殺菌力が強いお薬を使用できる
・器具の誤飲誤嚥を防止できる
ラバーダム防湿を行うことでより安全な治療ができ、根管治療の成功率が上げられます。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
ラバーダム防湿は、本来根の治療を行う際にやった方が良いです。
当院では、深い虫歯のため根の治療が必要になって神経を取る際は、ラバーダム防湿を行います。
感染根管といわれる神経がないところの再治療も同様です。
これをやることで唾液を介した感染予防がしっかりできて、非常に予後が良いですね。
される側の患者さんとしては、ちょっと煩わしく思うかもしれませんが、治療成績を上げるためにもご協力願います。
2022/01/13
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯が欠けて、そのまま放置しいてる方はいらっしゃいませんか。
痛みや違和感がなくても、欠けた歯にトラブルが起こっている場合があります。
放置して虫歯になってしまったり、痛みや腫れが出てくる可能性もあります。
欠けてしまった場合はすぐ歯科医院に行き、適切な処置を受けるようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科助手 M.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯のトラブルをそのまま放置することは絶対にやめましょうね。
痛みがないにしても、ゆくゆくはもっとひどいことになりますからね。
何かあったら、かかりつけの歯科医院で診てもらうようにしましょうね。
2022/01/12
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
キシリトールとは、糖アルコールと呼ばれるものの1つで、砂糖と同じくらいの甘みがあります。
キシリトールは溶ける時に熱を奪うので、口に含むとスーッと冷たい感覚があります。
そのため、キシリトールを使ったお菓子にはミント味が多くあるのです。
キシリトールはむし歯の原因になりません。
また、キシリトールは甘味が強いので唾液が出やすくなります。
キシリトールは酸を作らないこと、そして唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。
キシリトールで虫歯予防をしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
キシリトールの虫歯における予防効果はよく知られていますね。
是非、虫歯予防のために活用してもらえたらと思います。
2022/01/07
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌がいません。ではなぜ子供は虫歯になるのでしょうか?
それは、虫歯菌がお母さんなどの身近な大人からうつってしまう(母子感染)からです。
コップやお箸など食器の共有や、大人が噛んだものを与えたりすることで虫歯菌がうつってしまいます。
つまり母子感染を避けるには、食器を共有しないよう注意するほか、大人のお口から虫歯菌を減らしておくことが大切です。
大人の方は、ご自身のためはもちろん、大切なお子さんのために、虫歯があったらきちんと歯科治療を受け、日頃からメインテナンスに努めましょう。
また、子供の頃から予防意識をしっかり持つことが、一生のお口の健康につながります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
赤ちゃんのお口の中は最初は無菌状態なのですが、お母さんの口から感染することが解っています。
ですから、昔はお母さんが一度口に含んで軟らかくしてから食べさせることは、今ではお勧めできないですね。
世知辛い気もしますが、そのようなことから感染してしまう事が多いようです。
是非、大人の方からその旨を理解し、感染予防に気を付けていただけたらと思います。