2021/11/27
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
患者さんのお口の中を見させて頂くと、虫歯のように穴は開いていないけれど噛み合わせの溝が着色していたり、歯の表面が白く濁った状態になっている方がいらっしゃいます。
このような歯を要観察歯(いわゆる虫歯予備軍の歯)といい、そのまま放置すると虫歯になってしまうことが多いですが、お口の中の環境を整えることで悪化せず維持したり、再石灰化で健全な状態に回復することがあります。
治療が必要な状態にしない為にも、定期健診などで指摘された箇所は特に注意が必要です。
また間食などのダラダラ食べ防止やフッ素の応用、丁寧なブラッシングに気をつけて予防していきましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯の溝に濃く着色がある場合や、白濁している場合は注意が必要です。
虫歯になりかかっている可能性がありますね。
恐らく脱灰して歯質が少し溶けていて、虫歯になりかかっている状態かもしれません。
経過を診つつ、ブラッシングに励むと再石灰化することがあります。
是非、定期健診を大切にしていただき、予防に励むようにしましょうね。
2021/11/19
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
痛いときは、麻酔が効きづらいことを知っていますか?
腫れてるから、痛いからと今日治療をしてほしいという方がいらっしゃいますが、実は炎症しているときは麻酔が効きづらいので、あまり治療をお勧めしません。
そのため急患の方で痛みや腫れがある方にはお薬をお渡しして、次回炎症が落ち着いたところで治療を行うことが多いです。
また、痛みが落ち着いたからと治療にいらっしゃらない方がたまにいますが、痛み、腫れが落ちついた時だからこそ治療を行わなければまた同じことの繰り返しになってしまいます。
なかなか歯医者に来るのは勇気がいることだと思いますが、ここは腰を据えて治療を一緒に頑張っていきましょう!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 H.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
親知らずや虫歯が痛いなどの理由で「すぐ抜歯してください」と言われる人を何度も見ることがあります。
しかしながら、それはできないのですね。
というのは、痛みを抱えた患部は熱や腫れが伴うことで、組織のpHの関係上、麻酔薬が効きにくい状況になるのですね。
そのため、強い痛みがある歯を処置するのは、薬などを服用してもらって、ある程度慢性化した状態にしてからやらないとどれだけの麻酔量が必要になるか解りませんし、そこまで大量に麻酔薬を使うことは決して体に良くなく壊すことになりかねないのですね。
いずれにしても急性症状が強い場合の処置は、投薬が中心になると思います。
2021/11/16
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯ができれば歯を削って詰める。歯周病が進めば歯を抜く。歯科は悪いところを取り除く治療が多くなります。
そこでよく考えてほしいことは「なくなってしまったものは元に戻らない」ということです。
虫歯になって削れば、自身の歯がなくなってしまうことになります。
もちろん材料でしっかり治療を行い、なくなった歯を補填することになりますが、完全に自分の歯と同じ状態で再現することはできません。
なので、自分の歯や歯茎をできる限り残していくことは非常に大事になります。
もうなくなってしまったものも、これ以上なくならないようにケアしていかなければなりません。
治療を行う際は、虫歯になりにくい材料や、汚れが付きにくい材料等、様々な特性を持ったものを選択できます。
治療が終わった後に再度治療に移らないことが一番ですが、どうしても次の治療が出てくる場合もあります。
再度治療するにしても、最小限で抑えられればそれに越したことはありません。
自分の歯や歯茎をしっかり保存することは、非常に大事なんだなと思っていただければと思います。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯科の治療は外科治療とよく言われます。
どうしても削るとか、抜くことのが多いですからね。
そして、削ったり抜いた後は、補綴物という被せ物やブリッジ、入れ歯が必要になります。
それは、人工物ですね。
人工物が元の自分の歯と全く同じように機能するのは、なかなか難しいことです。
そこで初めて後悔する人がいますが、それでは遅いのですね。
もっと前からケアをきちんとしておけば、そうならないで済んだのにと思う人はたくさんいますね。
是非、今からでもしっかりその辺りを気を付けていきましょうね。
2021/11/16
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
フッ素は大人も子供もできる虫歯予防になります。
フッ素には、
1.歯の質を強化
2.菌の働きを抑える
3.エナメル質の修復を促進
3つの効果があります。
フッ素は歯科医院で塗布するのがありますし、フッ素入り歯磨き粉を使うなど普段から取り入れることも可能です。
フッ素の応用で虫歯予防はかなり期待できますが、日々の歯磨きも頑張り、虫歯予防に努めましょう。
(りんご歯科医院 歯科助手 M.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
フッ素は虫歯予防に非常に効果があります。
実際、虫歯予防の歯磨きには必ずと言っていいほどフッ素が含有されています。
フッ素の効果を十分得たいと、歯科医院で塗布される方は多いですよ。
気になる方はご相談ください。
2021/11/15
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
食事や飲み物を飲むと、お口の中は酸性に傾きます。
酸性になると唾液が再石灰化を促し、時間をかけて中性に戻します。
ですから、だらだら食べたり飲み続けたりすると、再石灰化が間に合わず歯が溶けて虫歯になりやすくなってしまいます。
お口の中を中性に保つ事が大切です。唾液には中性に保つ働きがありますので、よく噛んで食べましょう。
歯を健康な状態に保つ為には、必要な栄養素を意識的に摂取したいものです。
ビタミンAはエナメル質を作ります。カルシウム、リンは歯の原料になります。
たんぱく質は歯の土台を作ります。マグネシウムはカルシウムの吸収を助けます。ビタミンCは歯の象牙質を強くします。
これらの栄養素を中心に、バランス良く偏らない食生活をお送りください。
正しい歯磨きや定期検診もなども大切です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
食事をした直後は口の中のpHが酸性に傾きます。
歯は少し脱灰し始めますが、唾液の作用により時間をかけて中和し、再石灰化を促してくれます。
つまり、ずっと口の中に何かを含み間食を摂っていると、酸性の状況が続き虫歯になりやすい状況が続きます。
食事を摂る時間は常に気を付けていただき、ダラダラ食いは止めましょうね。
そして、必要な栄養素を考えて食事を摂っていただけたらと思います。