2021/06/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初診時に患者様とお話する機会が有るのですが、歯医者が怖くてずっと来れなかった、今回はさすがにまずいと思って勇気を出して来ました。
そんなお話を聞くことは少なくありません。
その後にお口の中を拝見させていただき、口腔内写真を見ながら状況を説明させていただくと「ひどい状態ですね、ずっと来なかった自分が悪いんです、すみません。」とおっしゃる方も少なくないですね。
私は苦手な場所に勇気を持っていらしていただいただけで大きな一歩だと思ってます。
どうかご自身を責めないでくださいね。
お口の状態によっては治療回数が多くかかってしまいます。
期間が長くなると途中で治療を中断される方もいますが、せっかく勇気をもっていらしたんです。
その勇気を無駄にしないよう最後まで一緒に頑張りましょう!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯科医院が怖くて、なかなか来れないという人は少なくはないですね。
でも、歯の疾患に自然治癒はないのが現実です(よっぽど小さい初期の虫場であれば再石灰化で治ることもありますが。。。)。
だから、仮に痛みが引いたとしても、何もしなければ激痛が襲ってくるようになります。
そこから、治療を始めても何もいいことがなく、場合によっては歯を抜かなければならないようなことにもなりかねません。
今、もし、そうならないように一歩を踏み始めて歯科医院に来たならば、最後まで頑張りましょう。
そして、その後は3ヶ月に1回の定期健診に通い、メンテナンスをして重症化を防ぐようにしましょうね。
2021/06/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯垢とは食べカスとは別物であり、お口の中にいる菌が歯の表面に付着し増殖したもので、簡単に言うと細菌の塊のことを言います。
細菌というのも虫歯菌や歯周病菌の集まりで、1gあたり約1000億個以上の菌がいるのです。
歯垢は歯石と違い、歯磨きで取れます。
ですので歯磨き指導をされたら是非意識して実践してみてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯垢は細菌の塊です。
その数は、ものすごくあって上記に示す通りですね。
この歯垢は歯磨きで落とすことができますが、なかなか完璧に落とすことは難しく長く停留すると、歯石となってしまいます。
ですから、歯科医院での定期的な歯磨き指導と歯石除去、クリーニングは必要ですね。
2021/06/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
マスク生活が続いて2度目の夏が来ます。
マスクをしていることで、喉の渇きに気づかず脱水の危険があります。
注意しましょう。
口腔内が乾燥することで、口臭も気になる方もいるのではないですか?
メチルメルカプタンと言う成分が口臭の原因だそうです。
ポリフェノールは、歯周病原菌を抑制して口臭を改善する効果があり、ポリフェノールが口腔内にとどまることで、メチルメルカプタンを抑える効果に役立つそうです。
純ココアはポリフェノール濃度が高いので効果が期待できるそうです。
この時砂糖は入れてはいけません。細菌のエサになってしまいます。
糖質ゼロの甘味料を使うといいみたいです。
1日数回に分けて、飲んだ後は直ぐにはうがいをしないのがポイントです。
甘味のないココアが飲める方は試してみてはいかがでしょか。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
マスク生活が長引くことにより、自分の口臭が気になる人も多いようですね。
口臭の原因は歯科領域以外からもくることがあるので、一概にお口の中の問題だけではないようですが、歯科領域でよく言われているのは細菌も生物である以上、排泄物を出すのですがそのガス(メチルカプタン)というものが主な原因と言われています。
先ずは、徹底的な歯磨きで細菌そのものの数を減らしてみることが大切です。
その上で、上記に記したポリフェノールを試してみてはいかがでしょうか。。。
2021/06/18
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さん、口腔衛生週間に実施していたクイズに参加して頂き、ありがとうございました。
クイズをやってみて「難しかった」「考えたことなかった」とおっしゃる方がとても多く感じました。
なので、問題にあったお口の中の細菌についてお話ししていきたいと思います。
お口の中の細菌は、歯磨きをあまりしない方で約5,000億個も棲みついてるといわれています。
お口の中の細菌のほとんどは、バイオフィルムといいます。
バイオフィルムとは細菌および細菌が産生する接着剤のような物質により、歯や粘膜の組織の表面に付着した集合体のことです。台所や風呂場の排水口や川底の石にヌルヌルした膜ができることがありますが、あれがバイオフィルムです。
また、お口の中の細菌の塊である歯垢(プラーク)もバイオフィルムのひとつです。
歯周病の直接の原因は歯垢、つまりバイオフィルムです。歯と歯肉の境目には歯肉溝(しにくこう)と呼ばれる浅い溝があり、そこに溜まった歯垢中の細菌が歯周病の原因になります。
バイオフィルムは、歯ブラシで除去できます。
なので、毎日しっかり歯磨きをして、細菌が少ない口腔内を保ちましょう。
(りんご歯科 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
先週の口腔衛生週間に行ったクイズは大盛況でした。
少しでも口腔内の衛生状態に関心を持ってもらえたら嬉しいなと思って出したのですが、3問全部正解した人は多くなかったですね。
その中で細菌の数の多さについての問題があったのですが、お口の中の細菌数は上記に示すように凄く多いのですね。
この細菌の厄介なところは、細菌は塊になるとバイオフィルムという自分を守るネバネバしたバリアを張るのですね。。。
その中に細菌自身はいて、バリアの中から栄養補給も可能なのです。
したがって、このバイオフィルムというバリアを壊さなければならないのですが、薬液のみをかけてもそれは壊すことはできないです。
破壊するには器械的にこする作業が必要なのですね。
それは、歯ブラシによるブラッシングにかかっています。
ですから、歯ブラシの清掃は本当に大切ですね。
2021/06/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
健康な歯ぐきとは、薄いピンク色、歯ぐきは引き締まっていて、ブラッシングでは出血しません。
現在では、歯周病は予防でき治療も可能です。大切なのは、予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。
歯周病の原因はプラークですから、毎日のブラッシングが重要になってきます。
ブラッシングで落とせない汚れは、歯科医院での機械的清掃で取り除く事ができますので、受診をおすすめ致します。
何か気になる事がございましたら当医院へご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病で歯を抜くことになる人は残念ながら、まだ多いと思えます。
でも、歯周病を抱えつつも何とかブラッシングと定期健診でコントロールをしている人もかなりの数でいますね。
歯周病は糖尿病や高血圧などと一緒で慢性疾患のためなかなか完全な治癒というのは難しいですが、何はともあれ日常のブラッシングが非常に大切になってきます。
一緒に頑張りましょうね。