2021/11/30
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、患者様が歯が浮く感じがするとおっしゃっていました。
歯が浮いた感じがする原因はいくつか考えられます。
①ストレスや疲労…ストレスなどで血液循環が悪くなり、頭痛や肩こりなどの他に歯が浮くような感じがする症状が出ることがあります。
②歯ぎしりや食いしばり…歯ぎしりや食いしばりによって強い力がかかり、歯根膜にダメージを与えます。
③歯周病…歯茎の周りに炎症が広がり、歯を支える骨や歯根膜まで広がり、歯根膜が腫れぼったくなり歯が浮いたような症状が出ます。
④硬いものを噛みすぎた…硬いものや同じものを食べ続けると、歯根膜にダメージを与え歯が浮いたような感覚になることがあります。
⑤歯の根の治療後…歯は神経を取るとその刺激により歯根膜に血液やリンパ液が集まり、悪い状態を回復させようとします。その為、歯根膜は厚くなり、浮いた感じがすることがあります。
⑥歯の根の先の膿…歯の根の先に膿が溜まると、原因である歯を押し出そうとして歯が浮いた感じがすることがあります。
このような症状がある場合は、放置せずいつでもご相談ください。
早期発見早期治療で、お口の健康を保ちましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯が浮いた感じという主訴を、日常の臨床の場でよく聞くことがありますね。
その場合、上記のことが考えられますね。
そのような時は、早めに歯科医院で診てもらうことをお勧めします。
2021/11/26
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯磨きの際に、歯茎から血が出ることはありませんか?
患者様から「歯茎から血が出るので、あまり歯ブラシを当てないようにしている」とお聞きすることがあります。
歯茎からの出血は、歯と歯茎の間の歯周ポケットの中で炎症が起こっていることを意味します。
ですので歯ブラシを当ててしっかり磨き、汚れを除去しないとその炎症は落ち着きません。
ブラシを強く当ててわざと血を出すのは、歯茎を傷つけてしまうので良くない行為ですが、優しい力で出血があるようならその部位をしっかり磨くように心がけましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病のためブラッシングすると歯茎から出血するので、怖いからやらないという人がいます。
でも、不潔にしていると歯周病はさらに悪化してしまうのですね。
できるだけブラッシングはしっかり続けましょうね。
ただ、痛くなるまでやる必要はないです。
あくまで優しく丁寧に。
そして早めに歯科医院に行って診てもらうようにしましょうね。
2021/11/24
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では、歯の治療が怖い、痛いのが嫌という方に少しでも不安な気持ちをなくし、リラックスして治療ができるように笑気吸入鎮静法を取り入れています。
歯科医院に不安や恐怖心を持っている方にとても有効です。
少しでも不安な気持ちや恐怖心がある方はお気軽にご相談ください。
(りんご歯科 歯科助手 M.N)
当院では歯科治療に恐怖心を抱いている人に、笑気吸入鎮静法を行うことがあります。
鼻から30%以下の笑気ガスを吸っていただき、リラックスを図ることができます。
副作用はほぼなく良い物だと思っていますが、鼻炎や副鼻腔炎のある方、妊娠されている方等には非適応です。
もし、どうしても歯科治療が怖いと思う方はご相談ください。
2021/11/23
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
成人の約8割は歯周病と言われています。
歯周病は、歯茎から出血したや食べ物が挟まりやすくなるなどの症状です。
この症状は気付き難く、放置してしまう方が多いです。
歯周病の原因は、主に歯垢(プラーク)付着です。
歯垢(プラーク)は、細菌の塊です。
歯茎周辺に歯垢は残りやすく、放置していると炎症を起こします。
この時にケアを行っていると歯周病の進行は防げますが、上手くケアが行われないと進行します。
歯周病の進行状態では、歯を支えている骨まで影響します。
歯周病は、完治しにくい疾患です。
進行予防法として、毎日のケアと歯科医院で定期的にケアすることが大切です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病ケアのために、当院では3ヶ月に1回の定期健診とクリーニングをお勧めしています。
日常のブラッシングが一番大切ですが、それだけだと不十分です。
僕達、歯科医学を学んでいる者でも、歯ブラシだけで満足に磨けていることはないのですね。
従って、一般の人にそれを求めても難しいと言わざるを得ません。
3ヶ月に1回は歯科医院でクリーニングをしてもらうことをお勧めしています。
一緒に頑張りましょうね。
2021/11/22
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病が全身の健康に深く関わっていることをご存知ですか?
動脈硬化などの血管系の病気、心臓の病気、肺炎などの呼吸器系疾患、早期低体重児出産、糖尿病とお口の中だけでなく全身に影響を及ぼすことがわかってきました。
全身に影響を与える流れとして、まず歯周病になってしまうとお口の中の細菌数が増えます。
増加した細菌が炎症を引き起こす物質を生み出します。
これらの物質や一部の細菌が血管の中に入り込んで全身の各器官に拡がり、全身の病気にかかります。
全身の健康に深く関わっている歯周病は生活習慣病です。
片方の治療だけしたとしても良い結果は得られません。お互いの症状を悪化させてしまう病気なので歯科と医科の連携を取りしっかり治療していくことが大事です。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病と全身の健康に因果関係があることが近年の研究で解ってきました。
いわゆる生活習慣病といわれるものの多くは、歯周病との関わりが深いものです。
是非、全身の健康のためにも歯周病ケアのために定期健診、クリーニングを受けましょう。