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知覚過敏で歯がしみませんか?

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。 

 知覚過敏には大きく分けて3つ原因があります。

1つめは、歯周病により歯茎が下がり象牙質が露出しているとき、2つめは、強いブラッシングにより、歯のエナメル質が削れたり、歯茎が下がることによって象牙質が露出している場合。

3つめが、まれにホワイトニング剤によってエナメル質に隙間ができ、それが象牙質に達することで露出してしまう場合です。

これを防ぐには、知覚過敏用のしみを防ぐ歯磨き剤を使用することをお勧めいたします。

その他にも、ブラッシングをするときの力が強い人は意識的に気づいたら優しく磨くように工夫してみて下さいね。


            (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)

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 虫歯ではないのに、歯がしみて困るという経験のある人は少なくないと思います。

考えられる原因としては、上記の3つが多いです。

その他には、歯を磨く際に力いっぱい磨いてしまうために歯と歯茎の境目の歯質が削れてしまって起きるモノも考えられますし、歯ぎしりなどで削れてしまったために起こるモノもありますね。。。

考えられる知覚過敏の予防法としては以下のものがあります。

・自分自身で行う予防
歯磨きするときは、以下のことに気をつけましょう。

1.歯磨き時のブラッシングに力を入れすぎないようにしましょう。

2.歯ブラシを小刻みに動かし、微振動であてるようにしましょう。

3.歯肉退縮が起きている場合、歯の根元付近のプラークをキレイにに取り除きましょう。

4.知覚過敏予防の歯みがき剤を使いましょう。

(知覚過過敏予防歯みがき剤に入っている薬用成分が、露出した象牙細管の入口をふさぎ知覚過敏を予防したり、症状を和らげます。)

・歯科医院で行う予防・処置

症状が続くようであれば、早めに歯科医院に相談し、適切な処置と指導を受けるのが良いかと思います。

歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。

フッ化物塗布をすることで、象牙質の再石灰化を促進して象牙細管の開口部の狭窄・封鎖を促進する。

象牙質の表面にコーティング剤を塗布したり、レジン充填を行うことで刺激を遮断する。

原因となるかみ合わせを調整したり、夜間の歯ぎしりに対してナイトガードなどで対処する。

気になる方は、歯科医院でご相談下さい。

よく嚙んで食べることで得られる効果。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。 

「よく嚙んで食べなさい。」このように言われたことがある方は多いのではないでしょうか?

なぜこのように言われるのでしょう?

実はよく嚙んで食べると体に良いことがたくさんあるのです。

1.肥満防止・・・時間をかけて食べることにより、満腹中枢が満たされ、食べ過ぎ防止に繋がります。

2.味覚の発達・・・よく嚙むことにより食べ物本来の味がよく解るようになるほど味覚が発達します。

3.言葉の発達・・・よく嚙むと、顎や口の周りの筋肉が発達し、豊かな表情でキレイな発音ができるようになります。

4.脳の発達・・・よく嚙む運動は脳細胞の動きを活発化します。子供は脳が発達し、大人は物忘れの予防になります。

5.歯の病気予防・・・よく嚙むことで唾液がたくさん流れて、お口の中をキレイにしてくれます。

6.がんの予防・・・唾液には発がん物質の作用を消す働きがあると言われています。食べ物を30秒以上、唾液と混ぜるのが効果的です。

7.胃腸の働きを促進する・・・よく嚙むと消化酵素がたくさん出ます。きちんと嚙まないと胃腸障害や栄養の偏りの原因となります。

8.全力投球・・・よく嚙むことで体が活発になり、力いっぱい遊びや仕事に集中できます。

これらのことから解るように、よく嚙むことで多くの利点があるのですね。

これからは、よく嚙むことを心がけ、いつまでも元気で健康な生活を送れるようにしましょう。

            (りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)


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「よく噛むこと」にはダイエット効果のほかにも、唾液の分泌が増えて虫歯予防や歯周病予防になる、脳を活性化する、胃腸の負担を和らげ、体が疲れにくくなることから免疫力が高まるなど、さまざまなメリットがあります。

「忙しい朝はちょっと、難しい。」という場合でも、比較的時間のある昼や夜の食事から実践して見るのが良いかと思います。

着色をできるだけ避けるために。。。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 皆さんは、歯に色が付きやすい食べ物をご存じですか?

カレー、赤ワイン、コーヒーなどの代表格はご存じだと思います。

これらの食品は炭酸飲料や、アルコール、レモンなどの酸度の高いモノと一緒に摂取するとさらに着色を促してしまう可能性が高いです。

それは炭酸飲料などの酸の力で歯の表面が溶け、この荒れた歯の表面にカレーなどの着色を起こしやすいモノが付いてしまうとさらに色素が残りやすくなるからです。

さらにお口の中が乾いたままだと着色しやすいので食べる前に水でお口を潤し、食べた後も水で口をゆすぐことで着色しにくくなります。

コーヒーやお茶などはストローで飲むなど工夫することによって、少しでも着色を防げるので気になる方はやってみて下さいね。

            (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)

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 着色(ステイン)は、食物中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質を覆っているペリクルというタンパク質が結びついたものです。

一度ついてしまったステインは、水で口をすすぐ程度では簡単には落ちません。

また、食品に含まれるポリフェノール類や、たばこのヤニ等は、直接歯に染みついて頑固なステインとなります。

ポリフェノールを多く含む食品は、特にステインが付着しやすいため、十分なケアが必要です。

ステインは長い年月の間に蓄積されるため、毎日のホームケアで蓄積させないようにすることが必要です。

実際には、「歯みがきにより直接ステインを取り除く」「ステインの元を洗い流し付着を防止する」を日々行うことが大切です。

ただ、これをやっていても歯と歯の間に入り込んだステインは完全には取り除けないのが現実です。

当院ではハンディジェットという、歯面清掃をする機械などを用いて歯と歯の間などに付いたステインを取っています。

ご興味のある方は、ご相談下さい。

若いうちから気をつけてほしい歯周病。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 女子高校生のお口の気になるランキングって知っていますか?

1.歯の色
2.歯並び
3.口臭
4.歯の汚れ
5.虫歯、舌の汚れ

                    だそうです。

この順位を見ると、「コミュニケーション」、「人にどう思われるか?」といった項目が上位にきています。

逆に歯周病や歯肉に関する項目はランクインしていません。

しかし歯科疾患の実態調査による15~19歳の年代では、虫歯のない人が減少して歯周ポケットが4ミリ以上の割合も増えるという現象が起きます(ちなみに正常値は3ミリ以下です。)。

これは高校生になると、時間の使い方が比較的自由になり、おやつを買って食べたり、外食の機会も増えてヘルスケアが上手くいかなくなる傾向もあるようですね。。。

この年代に対するお口のケアの動機付けも私たちの頑張りどころなのでしょうね。


            (りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

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 歯周炎(歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質に及ぶ炎症)という言葉は聞いたことがあると思いますが、お年寄りがなる病気だというイメージはありませんか?

確かに成人になってから起きる事が多いですが、ないわけではないです。

若い世代にも起こりえますね。。。

歯周病は、歯肉炎と歯周炎に分けられます。

歯肉炎とは歯の周囲の歯ぐきが炎症を起こして、赤く腫れたり、出血しやすい状態を指します。

これは10~20代の若者にもみられ、歯周病の初期段階です。

この段階でキチンとした歯磨きやケアを徹底し、プラークコントロールを行えば、歯肉炎は改善します。

歯周炎とは歯みがきやケアをせずに歯肉炎を放置しておくと状態が悪化し、歯を支えている歯槽骨が溶けていきます。す

ると、歯と歯ぐきの間の溝が深くなっていき、そこに細菌が入り込み更に骨を破壊していきます。

最終的には、歯がグラグラになり、血や膿が出たり、強い口臭を発することに・・・。

これは主に30代以上の方に多く見られますが、近年では若者にもこの症状がみられることが増えてきました。

しかも若者の歯周病は進行が早いです!

歯周病の症状は悲惨なものです。

酷い口臭が発生し、歯茎の変色や歯並びにまで影響を及ぼします。

さらには痛みが出て噛むことができなくなり、ご飯を食べることもままなりません。

歯周病の恐ろしいのは、悪くなってからではほとんど治すことができないところです。

でも、歯周病は初期段階では症状が特にありません。

そのため、虫歯に比べて関心の低い人が多く、歯医者に定期的に通わない人が深刻な歯周病にかかっていた、ということも多々あります。

歯周病の対策方法としては、深刻な歯周病になる前に、歯周病の恐ろしさを理解してキチンと対策することが必要です。

虫歯になったことがなく歯科医院に行くことがない人でも、定期的に歯医者さんに通ってケアすることをお勧めします。

また、日々できる対策としては、「朝、夜の徹底したデンタルフロスと歯磨き」です。

歯と歯の根元は歯周病が最も進行しやすい場所なので、デンタルフロスや歯間ブラシも活用するとなお良いと思います。

上記ブログの女子高校生のランキングに、歯肉や歯周組織にあまり関心がないのはちょっと意外でした。

是非、若いうちから歯肉炎や歯周炎予防を意識して、歯磨きに励んでいただきたいと思います。

舌の清掃には注意をしましょうね

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 舌を磨くことは、意外と知られていない気がいたします。

舌の表面には汚れが付きやすく舌苔という白い汚れには、たくさんの細菌がいます。

舌苔は口臭の原因にもなるので、気を付けましょう。

お掃除は舌ブラシを使って、舌の奥から手前にかきだすように動かすと良いです。

この際に強く当てすぎないように注意しましょうね。
            

            (りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

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 口腔内には多数の細菌が存在しています。

細菌も生物である以上、排泄物やガスを発生します。

そのガスは硫黄ガスであるため、それが口臭となっている可能性があります。

その原因となる細菌は歯のみならず、頬粘膜や歯肉、舌にもいるのですね。

確かに、その細菌を叩くために口の中を清潔に保つことが口臭対策の基本ですが、間違ったケアを続けると逆に口臭を悪化させることもあります。

当院に来られたある中年女性の患者さんは、舌がヒリヒリしても舌を歯ブラシで毎日磨き続けていました。

その方は、舌の表面についている白いコケのようなものが口臭の原因と、ある歯科医療関係者から教わったそうです。

「全部取らなきゃいけない。」という強迫観念にかられて、一生懸命磨いていたようです。

そのように頑張りすぎてしまったのが原因で、この女性の舌は赤く腫れあがり、表面にヒビが入っていました。

明らかに炎症を起こしている状態です。

恐らくブラッシングの際の強い圧力と頻回にやりすぎたため舌を傷つけてしまい、そこに炎症をおこしたために硫化水素ガスが発生し口臭の原因になっていると思われました。

私は、「確かに、舌をある程度お掃除することは口臭予防に必要なのですが、健康な舌とはピンク色の基板に全体がうっすらと白色になっている状態で、磨きすぎたことで舌が痛んでしまったら本末転倒です。傷が膿んでしまい、そこからガスが発生するため口臭の原因となりますよ。」とその患者さんに説明しました。

舌を磨く際には、なでるように優しく、奥から手前、内から外にかき出すようにブラシを動かすことを勧めました。そして毛先の柔らかい舌用ブラシとうがい薬の併用を勧めました。

この女性は今までの癖でブラッシングの圧力がなかなか取れず、理解してもらうのに大変でしたが1月後には良い状態となりましたよ。

皆さんも、舌の清掃をするのは非常に良いことでありますが、やり過ぎには注意をして下さいね。