2022/09/05
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。
2つの違いについてお話しします。
歯周病の原因は、主にプラークです。プラークは、長い間歯周ポケットに付着していると、石になって歯ブラシでは取れなくなります。これが歯石です。
プラークや歯石は細菌の固まりなので、歯肉に炎症を起こさせます。
歯肉が炎症で腫れてしまう事を歯肉炎といいます。
歯肉炎の段階なら、ブラッシングと歯石除去で改善します。
歯肉炎の炎症がさらに進むと、歯周ポケットが深くなって骨が吸収してしまいます。歯周ポケットの深さは正常で1~2mmですが、深くなると歯ブラシの毛先も届かなくなります。歯周ポケットが4mm以上あり骨の吸収がある状態を歯周炎といいます。
なくなってしまった骨は、ほぼ元には戻りません。これ以上進行しないようにプラークや歯石を取り、歯肉の腫れを抑え、歯周ポケットにプラークが入り難くなるよう、ポケットを引き締める必要があります。
歯周病は比較的痛みなく進行しますので、毎日の口腔清掃と定期的な検査と歯石取りが重要です。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病は厳密にいうと上記のように2つありますね。
いずれにしても原因はプラークといわれる細菌の塊です。
日常のブラッシングは大切ですが、定期的に歯科医院で健診を受け、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受けることをお勧めします。
2022/09/05
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯の方にも定期健診をお勧めしています。
入れ歯が乗っている歯茎は、時間の経過とともに少しずつ痩せていきます。
これは人によって様々ですが、早い人だと1~2ヶ月でも歯茎の吸収が進み入れ歯が合わなくなります。
早い段階であれば、ちょっとした調整のみで改善することが多いようです。
せっかく作った入れ歯を長い間使用できるようにするには、この定期健診に罹ることをお勧めします。
もし再製作になると、それこそ時間も回数もかかりますからね。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では上記の理由から総入れ歯であったとしても、定期健診をお勧めしております。
僕自身、自分で作った入れ歯を短期間で再製作するのは気分がいいものではありません。
その方が患者さんにとっても良いことは言うまでもありませんからね。
是非、この意図を解っていただけたらと思います。
2022/09/03
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
何においても、正しい意味ある先延ばしは良いのでしょうが、歯科治療では、症状があるのに
「痛み軽くなった気がするし、反対側の歯で食べられるし~」
などの理由で受診を先延ばしに、、、、
さらに、人によっては、
「何だか反対側も痛くなってきた、、、それでも前の方で食べればどうにかなるし、、」
先延ばしにされると病状は悪化してしまい、神経を抜いて根の治療をしたりと治療の回数が必要になります。
左右の奥歯で食べられなくなると、前歯への負担が大きくなります。
先延ばしせずに、受診をお勧めします。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.Y)
上記ブログについての院長の追加コメント
現在のコロナ禍で、治療やメンテナンスを先延ばしにしている方は多いのではないでしょうか?
でも、歯は虫歯や歯周病になった以上、自然治癒は見込めないものです。
歯科医院では、滅菌消毒には万全を期して患者さんを迎える努力をしています。
もし、気になる部位があるのなら放置することなく、しっかりかかりつけの歯科医院にかかることをお勧めいたしますよ。
2022/09/02
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯や歯周病は生活習慣病の一種です。
虫歯や歯周病のかかりやすさというのは、歯の質や唾液の質など、遺伝的な要素に左右される部分もありますが、多くの場合、むしろ食生活や生活習慣が大きく影響しています。
そのため、虫歯や歯周病というのは、糖尿病や高血圧などのように生活習慣病の要素が強いといえます。
つまり、虫歯や歯周病は、生活習慣を改善することで予防が可能な病気なのです。
歯を悪くしないためにまず食生活を見直してみましょう。
・間食をなるべく控える
食事を摂る回数が多くなるほど、歯にプラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。
・糖分を摂りすぎない
糖分は虫歯菌のエサになります。
・寝る前に食べない
・軟らかいものばかり食べない
あまり噛まない食生活を続けると唾液の分泌が少なくなってしまいます。
・酸性食品の摂りすぎに注意する
酸っぱいものや炭酸飲料は歯を溶かしてしまいます。
これらに加えて、日常の歯磨き、定期的な歯科医院での健診をしてきれいなお口の中を保つようにしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯や歯周病は感染する部位や、細菌の種類が全く別物ではありますね。
しかしながら、いずれも感染症であり慢性疾患であります。
また、生活習慣が深く関与していることから、生活習慣病です。
是非、歯周病や虫歯にお悩みならば、まずは生活習慣を見直してみましょうね。
2022/09/02
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
デンタルフロスは、どんな物を選んだらいいかわかりますか?
フロスにはワックスタイプ(ワックスがついているタイプ)とアンワックスタイプ(ワックスがついていないタイプ)があるのをご存知ですか?
パッケージに小さく書いてあるため、見逃しやすいのですがよく見てみてください!
ワックスタイプのフロスは歯と歯の間に通しやすいので初心者の方にお勧めですが、口腔乾燥症の方は歯と歯の間にワックスが残ってしまうためあまりお勧めできません。
フロスには持ち手が付いているもの、自分で使う長さを調節できるものやブリッジ用など、いろいろな特徴・種類があるため、自分の口腔内に何が合っているのか、使いやすいのはどれか担当の歯科衛生士に尋ねてみてくださいね!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 H.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
デンタルフロスにはワックスがついているものとついてないものがあります。
どちらでもいいのですが、僕は歯と歯の間がきついところがあるので、ワックスタイプの方が滑りが良いため好きですね。
自分にとって、どういったものがいいのか解らないようなら、かかりつけの歯科医院で聞いてみましょうね。